【任天堂】歴代全ゲーム機ハードの歴史と売上台数ランキング

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この記事では、任天堂の歴代で発売された全ゲーム機(ハード)の売上台数をランキング形式で紹介しています。
今ではゲーム企業の代表的存在の任天堂ですが、実は任天堂がゲーム業界へと参入したのは後期であり、人気ハードを生み出すまでにも数々のゲームハードを試行錯誤して開発していました。
そのため、みなさんが良く知っている人気ハードはもちろん、全然知らないような不人気ハードも多数存在します。本記事では、そのようなハードまで全てを網羅しているので、ぜひ最後までご覧ください。
ランキング方法は、世界売上が高い順。シリーズ合計ではなく各ハード別。例えばDSシリーズ合計なら1億5,402万台ですが、初代DSの売上は1879万台なので、初代DSの売上1879万台のみをランキングに反映。他のDSシリーズは別個の順位。

【任天堂】歴代全ゲーム機ハードの歴史と売上台数ランキング【歴史】1位〜10位

【任天堂】歴代全ゲーム機ハード売上台数ランキング【歴史】1位〜10位

1位:Wii

世界売上 1億163万台
国内売上 1,275万台
発売日 2006/12/02
定価 25,000円(税込)
→20,000円(税込)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第1位は「Wii」です。2006年に据置型ゲーム機として発売され、世界売上1億163万台、国内売上1,275万台を記録しました。

Wiiリモコンによる直感的な操作が特徴的で、プレイヤーの分身であるMiiも登場。ゲーム離れが深刻だった当時、「ゲーム人口の拡大」をコンセプトに開発されています。Wiiのロンチタイトル「Wii Sports」が爆発的なヒットを記録したことで、普段ゲームをプレイしないファミリー層にも受け入れられました

2位:ニンテンドーDS Lite

世界売上 9,386万台
国内売上 1,820万台
発売日 2006/03/02
定価 16,800円(税込)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第2位は「ニンテンドーDS Lite」です。2006年に発売され、世界売上9,386万台、国内売上1,820万台を記録。

性能はそのままに初代DSで不評だった画面の明るさが改善され、本体も薄型軽量化されたことで、より携帯しやすく、暗い部屋でも快適に画面が見れるようになりました。任天堂の携帯ゲーム機としてゲームボーイアドバンスのソフトがプレイできる最期のハード。

3位:Nintendo Switch

世界売上 9,345万台
国内売上 2,026万台
発売日 2017/03/03
定価 25,000円(税込) →20,000円(税込)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第3位は「Nintendo Switch」です。世界売上9,345万台、国内売上2,026万台を記録しました。

据置機・携帯機の機能を兼ね備えたハイブリッドゲーム機ですが、任天堂いわく「携帯もできる据置機」とのことなので、第9世代の据置機にあたります。DSのタッチスクリーンやWiiの体感的な操作など、任天堂の歴代ゲームハードの様々な特徴が詰め込まれており、任天堂の集大成といえるハードです。

4位:ファミリーコンピュータ

世界売上 6,191万台
国内売上 1,935万台
発売日 1983/07/15
定価 14,800円

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第4位は「ファミリーコンピュータ」です。世界売上6,191万台、国内売上1,935万台を記録した第3世代据置型ゲーム機。

当時、ゲーム&ウォッチで爆発的なヒットを生み出した任天堂が、当時とくに人気の高かったドンキーコングを家庭でもプレイできるようにと開発したゲームハードです。開発当時は3人しか担当がおらず、ファミコンが成功する未来が見えなかったとのことですが、ドンキーコングをローンチタイトルにして販売し、わずか1年間で300万台を売り上げるというゲーム史に残る成功を収めました。

5位:ゲームボーイ

世界売上 4,942万台
国内売上 1,242万台
発売日 1989/04/21
定価 12,500円(税込)
→9,800円(税込)
→8,000円(税別)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第5位は「ゲームボーイ」です。世界売上4,942万台、国内売上1,242万台を記録しました。

本体が非常に分厚く強固な作りになっており、戦争地区で発見されたボロボロのゲームボーイが、液晶を交換しただけで問題なくプレイできた逸話は有名です。通信ケーブルを使うことで別の端末と通信できる通信機能が備わっており、ポケットモンスターの大ヒットの一因となったゲームハードといえます。

ポケモンの大ヒットもあり、ゲームボーイ市場は10年以上も続くという異例の長寿ゲーム機で、世界中から愛され続けた名機です。

6位:ゲームボーイカラー

世界売上 4,927万台
国内売上 1,098万台
発売日 1998/10/21
定価 6,800円(税別)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第6位は「ゲームボーイカラー」です。世界売上4,927万台、国内売上1,098万台を記録しました。

ゲームボーイの上位互換として開発され、モノクロだったゲームボーイに対し、最大56色のカラー表示が可能に。1992年には既にゲームボーイのカラー化が試作されたもののコストが高く断念、その後1997年からわずか10ヶ月の開発期間で開発され発売されました。カラーと銘打っているためかハード本体のカラーバリエーションも非常に豊富で、男性だけでなく女性からの人気も高かったハードです。

7位:スーパーファミコン

世界売上 4,910万台
国内売上 1,717万台
発売日 1990/11/21
定価 25,000円

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第7位は「スーパーファミコン」です。世界売上4,910万台、国内売上1,717万台を記録したFCに次ぐ据置型ゲーム機です。

ゲーム機戦争が白熱していた当時、SEGAが次世代ゲーム機「メガドライブ」の開発を発表し、それに対抗すべくSFCの開発を発表しました。FCと比較してグラフィックや音質が飛躍的に進化し、ドット絵による映像美は現在でも見劣りしません。「ストリートファイターⅡ」などの名作を排出し、世界的大ヒットを記録しました。

8位:ゲームボーイアドバンスSP

世界売上 4,357万台
国内売上 651万台
発売日 2003/02/14
定価 12,500円(税別)
→9,333円(税別)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第8位は「ゲームボーイアドバンスSP」です。世界売上4,357万台、国内売上651万台を記録した携帯型ゲーム機。

基本的な性能はGBAと同じですが、電池式だったのが充電式になったうえ、画面がフロントライト液晶となったことで暗い場所でも見やすくなりました。折りたたみ式となったことで携帯性も向上し、現在でも根強い人気を誇っているハード。中古価格は年々高騰してきています。

9位:ゲーム&ウォッチ

世界売上 4,340万台
国内売上 1,287万台
発売日 1980/04/28
定価 NEW WIDE:4,800円
SILVER/GOLD:5,800円
WIDE SCREEN:6,000円
MULTI SCREEN:6,000円
PANORAMA SCREEN:6,000円
SUPER COLOR:6,000円
MICRO VS. SYSTEM:6,000円
TABLE TOP:7,800円

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第9位は「ゲーム&ウォッチ」です。世界売上4,340万台、国内売上1,287万台を記録した、任天堂の初となる携帯型ゲーム機。

現在のハードのようなカートリッジ方式ではなく、本体内にゲームソフトが埋め込まれた「1ハード1ソフト」方式のゲームハードです。記念すべき第1作目は「ボール」で、その後も1ヶ月に1タイトルペースで発売し、手軽に楽しめるスタイルが世界的ヒットを遂げました。

当時の任天堂は借金が70億円ほどありましたが、ゲーム&ウォッチのヒットを契機に、約40億円の黒字にまで回復しており、任天堂を窮地から救ったゲームハードといえます。

10位:ゲームボーイアドバンス

世界売上 3,552万台
国内売上 898万台
発売日 2001/03/21
定価 9,800円(税別)
→8,800円(税別)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第10位は「ゲームボーイアドバンス」です。世界売上3,552万台、国内売上898万台を記録した21世紀最初の任天堂携帯ゲーム機。

初代ゲームボーイから約12年の時を経て発売され、ゲームボーイカラーと比較すると、画面が約1.5倍、32ビットCPUの搭載、色数の増加など、大幅に進化しています。2006年に発売された「ファイナルファンタジーⅥアドバンス」を最期にソフトは発売されなくなり、GBと比較すると、GBA市場は約5年間と非常に短命でした。

【任天堂】歴代全ゲーム機ハードの歴史と売上台数ランキング【歴史も解説】11位〜20位

【任天堂】歴代全ゲーム機ハード売上台数ランキング【歴史も解説】11位〜20位

11位:NINTENDO64

世界売上 3,293万台
国内売上 554万台
発売日 1996/06/23
定価 25,000円

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第11位は「NINTENDO64」です。世界売上3,293万台、国内売上554万台を記録しました。

1990年台中期に登場した次世代ゲーム機であり、任天堂が初めて本格的に開発した3Dゲーム対応機。3次元空間を本格的に体感することができ、「スーパーマリオ64」など様々なヒット作を生み出しました。

ただ、高機能ゆえにソフトメーカーの参入が乏しく、ドラクエ・ファイナルファンタジーシリーズなどがPlayStationで発売されたことで、売上は同世代機のPSなどと比較すると低迷しています。

12位:ニンテンドーDSi

世界売上 2,844万台
国内売上 590万台
発売日 2008/11/01
定価 18,900円(税込)
→14,286円(税別)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第12位は「ニンテンドーDSi」です。世界売上2,844万台、国内売上590万台を記録しました。

DSを「一家に一台から一人一台」へと押し上げることを目標に開発されたDS上位モデル。キャッチフレーズは『自分仕様の「マイDS」へ。』で、DSiのiは「i(私)」を意味しています。新たに30万画素のカメラが2つ搭載されているのが大きな特徴で、カメラを使ったDSi専用ソフトも発売されました。

13位:ニンテンドー3DS

世界売上 2,624万台
国内売上 1,023万台
発売日 2011/02/26
定価 25,000円(税込)
→14,286円(税別)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第13位は「ニンテンドー3DS」です。世界売上2,624万台、国内売上1,023万台を記録したDSの次世代携帯型ゲーム機。

3D液晶が安価となったことで3DSに裸眼立体視を採用。しかし偶然的に世間で3Dブームが流行し、「3DSは任天堂が3Dブームに乗っかったハード」と言われることもあったようです。3Dメガネを用いずに3Dを楽しめる裸眼3D対応で、さらに十字ボタンに加えアナログスティックが搭載されるなど大幅にパワーアップしています。

DSとの互換性がありDS専用ソフトもプレイ可能。GBやGBAとの互換性はありませんが、バーチャルコンソールにてダウンロード版を一部ソフトですがプレイできました。

14位:Nintendo Switch Lite

世界売上 2,354万台
国内売上 617万台
発売日 2019年9月20日
定価

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第14位は「Nintendo Switch Lite」です。世界売上2,354万台、国内売上617万台を記録。

据置・携帯兼用だったSwitchの廉価版で、Joy-Conを一体化させ携帯に特化したモデルです。ドッグやHDMI端子も存在しないためモニターに出力できず、「Nintendo Switch Sports」などの一部のソフトをプレイ不可能。本体重量がSwitchと比較すると非常に軽くなっており、カラーバリエーションも豊富です。

15位:Nintendo Switch(有機ELモデル)

世界売上 2,318万台
国内売上 703万台
発売日 2021/10/08
定価 37,980円(税込)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第15位は「Nintendo Switch(有機ELモデル)」です。世界売上2,318万台、国内売上703万台を記録したSwitchの上位モデル。

本体の液晶画面が有機EL仕様へと変更され、大きさも7インチへと進化しています。有機ELならではの色鮮やかなゲーム画面が魅力的であり、背面スタンドもフリーストップ式となり、細かい角度調節が可能に。スピーカーも開放式から密閉式となり、携帯モード時はクリアなサウンドが楽しめます。

16位:ニンテンドーゲームキューブ

世界売上 2,174万台
国内売上 404万台
発売日 2001/09/14
定価 25,000円
→19,800円
→14,000円

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第16位は「ニンテンドーゲームキューブ」です。世界売上2,174万台、国内売上404万台を記録した、21世紀最初の任天堂据置ゲーム機。

FC・SFCとトップの座を独占していた任天堂でしたが、NINTENDO64がPlayStationに負けたことで、「かつてない最高傑作のテレビゲーム機」をコンセプトに開発されました。任天堂ハードで初となる8cm光ディスクを採用しており、64の弱点だった容量不足・ローディングの長さを解消。しかし、NINTENDO64を超える販売台数には至りませんでした。

17位:ゲームボーイポケット

世界売上 1,998万台
国内売上 905万台
発売日 1996/07/21
定価 3,800円(税別)
金・銀:7,800円(税別)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第17位は「ゲームボーイポケット」です。世界売上1,998万台、国内売上905万台を記録しました。

ゲームボーイをさらに小型軽量化し、バッテリー残量ランプの削減などさらに携帯しやすくしたハード。通信ケーブルコネクタも削除する予定だったようですが、開発陣が反対したことで残されました。その後、通信機能を使用するポケモンが大ヒットを記録し、国内ではGBAよりも売上が伸びています

18位:ニンテンドー3DS LL

世界売上 1,964万台
国内売上 704万台
発売日 2012/07/28
定価 18,000円(税別)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第18位は「ニンテンドー3DS LL」です。世界売上1,964万台、国内売上704万台を記録しました。

ニンテンドー3DSを大型化し、液晶画面の解像度をそのままにさらに見やすくしたゲームハード。大型化のみで基本性能に特に変化はありませんが、定価も3DSと比較すると安く設定されており、3DS LLの発売後に人気タイトル「どうぶつの森」や「ポケットモンスターXY」などが発売したことで売上が伸びました

19位:ニンテンドーDS

世界売上 1,879万台
国内売上 654万台
発売日 2004/12/02
定価 14,286円(税別)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第19位は「ニンテンドーDS」です。世界売上1,879万台、国内売上654万台を記録しました。

2つのタッチスクリーンにタッチペンなど、従来のゲームの常識を覆したハード。発売当初は「一発屋の奇抜なハード」として捉えられていましたが、その後にゲームソフト「nintendogs」や「脳を鍛える大人のDSトレーニング」などが本来ゲームをやらない女性や社会人などに刺さり、社会現象を巻き起こしました。

その後もポケモンやドラクエといった人気タイトルが発売。シリーズ全体で考えるとDSシリーズが任天堂史上最も売れたハードとなりました。

20位:WiiU

世界売上 1,356万台
国内売上 334万台
発売日 2012年12月8日
定価

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第20位は「WiiU」です。世界売上1,356万台、国内売上334万台を記録したWiiの継承機。

名前の由来は「Wii(私たち)」から「U(あなた)」になるようにと付けられており、コンセプトは「集まればWii U。ひとりでも、みんなでもWii U」。コントローラーでありながらモニター画面が搭載されているゲームパッドが特徴的で、モニターとゲームパッドの2画面プレイや、ゲームパッドモニター1画面でのプレイも可能です。

人気タイトルに乏しかったものの、2015年にスプラトゥーンが発売されたことで売上を伸ばしました

【任天堂】歴代全ゲーム機ハードの歴史と売上台数ランキング【歴史も解説】21位〜33位

【任天堂】歴代全ゲーム機ハード売上台数ランキング【歴史も解説】21位〜33位

21位:ニンテンドーDSi LL

世界売上 1,293万台
国内売上 235万台
発売日 2009/10/27
定価 20,000円(税込)
→17,143円(税別)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第21位は「ニンテンドーDSi LL」です。世界売上1,293万台、国内売上235万台を記録したDSiの上位モデル。

海外では「DSi XL」と称されており、本来は日本でもXLとして発売する予定でしたが、日本ではXLに馴染みがないため「DSi LL」という名前で発売されました。これまでの小型化と一転して大型化が施されており、画面サイズは従来のDSやDSライトの約2倍。

プレイヤーだけでなく、横で見ている人も楽しめるハードとして開発されています。

22位:Newニンテンドー3DS LL

世界売上 1,226万台
国内売上 493万台
発売日 2014/10/11
定価 18,800円(税別)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第22位は「Newニンテンドー3DS LL」です。世界売上1,226万台、国内売上493万台を記録。

3DS LLの上位モデルとして発売され、CPUが高性能となったことで、一部のロード時間が各段に速くなりました。そのため、様々なソフトを快適にプレイできるようになり、ゲームを頻繁にプレイするヘビーユーザーからの人気が高いハードです。中古相場も徐々に高騰してきています。

23位:ニンテンドー2DS

世界売上 1,050万台
国内売上 65万台
発売日 2016/02/27
定価 9,800円(税別)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第23位は「ニンテンドー2DS」です。世界売上1,050万台、国内売上65万台を記録。

3DSの廉価モデルとして販売され、2DSという名前のとおり、3D機能が廃止されています。長らく折り畳み式だったDSシリーズですが、2DSにて折り畳み機能が削除。スピーカーもステレオからモノラルへと変更することで価格をかなり抑えたハードで、買い求めやすい値段設定が最大の長所といえます。

24位:Newニンテンドー2DS LL

世界売上 480万台
国内売上 124万台
発売日 2017/07/13
定価 14,980円(税別)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第24位は「ニンテンドー2DS LL」です。世界売上480万台、国内売上124万台を記録。

3DSの廉価モデルである2DSの液晶画面が大幅に大きくなった2DS上位モデルです。この2DS LLが平成最期の任天堂携帯型ゲーム機となりました。性能自体はNew3DSと変わりないものの、立体視機能が削除されたため、立体視機能を使用する一部のソフトはプレイ不可能。2DSと異なり、再び折り畳み式となりました。

25位:Newニンテンドー3DS

世界売上 250万台
国内売上 117万台
発売日 2014/10/11
定価 16,000円(税別)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第25位は「Newニンテンドー3DS」です。世界売上250万台、国内売上117万台を記録したニンテンドー3DSの上位モデル。

CPU・GPU・メモリが高性能となったことで3DSと比較してロード時間が大幅に短縮。ほかにも画面の明るさ調整が自動的になったりと、様々なパワーアップが施されました。「きせかえプレート」に対応しており、ゲーム機本体を自分好みにオシャレに着せ替えることが可能です。

26位:ゲームボーイミクロ

世界売上 242万台
国内売上 61万台
発売日 2005/09/13
定価 11,429円(税別)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第26位は「ゲームボーイミクロ」です。世界売上242万台、国内売上61万台を記録したゲームボーイシリーズ最後のハードです。

ゲームボーイアドバンスのソフトのみプレイ可能。任天堂の携帯型ゲーム機の中で最も小型であり、持ち運びに特化しています。ゲームボーイアドバンスと比較すると液晶画面が小さくなっていますが、バックライトが搭載され、解像度も大幅に向上。売上は伸びませんでしたが、現在ではプレミア価格で取引されています。

27位:カラーテレビゲーム15

世界売上 約90万台
国内売上 約90万台
発売日 1977/07/01
定価 15,000円

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第27位は「カラーテレビゲーム15」です。世界売上90万台、国内売上90万台を記録しており、国内のみで販売されました。

任天堂による初めての家庭用ゲーム機であり、当時後発としてゲーム業界に参入した任天堂が、できるだけコストを削減して価格で勝負にでたハード。ゲームカセット交換式ではなく15種類のゲームソフトが内臓されているタイプで、テニスやピンポン・射的ゲームなどが楽しめます。

28位:バーチャルボーイ

世界売上 77万台
国内売上 15万台
発売日 1995/07/21
定価 15,000円(税別)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第28位は「バーチャルボーイ」です。世界売上77万台、国内売上15万台を記録したバーチャル・リアリティマシン。

ハードの稼働には単三電池6本 or 別売ACアダプターが必要。当時では珍しい3D映像を楽しめるゲーム機で、ゴーグルを覗き込むことで4段階のモノクロ映像が流れます。時代を先駆けしたハードですが全く売れず、ゲームソフトも僅か5本しか発売されませんでした。

29位:カラーテレビゲーム6

世界売上 約50万台
国内売上 約50万台
発売日 1977/07/01
定価 9,800円

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第29位は「カラーテレビゲーム6」です。世界売上50万台、国内売上50万台を記録し、国内のみで販売されています。

カラーテレビゲーム15の廉価版として同時発売されているものの、実際のところ中身の基盤などは同じものを使用。「15」の中身に手を加えて機能を制限したものを「6」として販売していました。テニス・バレーボール・ホッケーのシングルス/ダブルスをプレイ可能で、15と異なりコントローラーの取り外しはできません。

30位:ブロック崩し

ブロック崩し

引用:Wikipedia

世界売上 約40万台
国内売上 約40万台
発売日 1979年3月末
定価 13,500円

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第30位は「ブロック崩し」です。世界売上40万台、国内売上40万台を記録しました。

当時のゲームセンターで圧倒的な人気を誇っていたブロック崩しを家庭でもできるように開発したハード。任天堂が初めて自社開発したゲームハードですが、開発期間が長くなったことで出遅れてしまい売上は伸びませんでした。

31位:レーシング112

レーシング112

引用:Wikipedia

世界売上 約16万台
国内売上 約16万台
発売日 1978年
定価 18,000円

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第31位は「レーシング112」です。世界売上16万台、国内売上16万台を記録しました。

見た目的には本格的なレーシングゲームで、本体中央にはハンドル、その左横にはシフトレバーが設置されています。アクセルが設置されておらず、操作はシフトレバーによる2段階ギアチェンジのみ。112種類のゲームが遊べるという謳い文句でしたが、同じ内容のレースゲームの組み合わせが全部で112通りあるというだけだったため、飽きられるのも早かったようです。

32位:コンピューターTVゲーム

コンピュータTVゲーム

引用:Wikipedia

世界売上 約31,250台
国内売上 約31,250台
発売日 1980年
定価 48,000円

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第32位は「コンピュータTVゲーム」です。世界売上31,250台、国内売上31,250台を記録しており、国内のみの販売となっています。

当時のゲームセンターで人気を博していた「コンピューターオセロゲーム」を家庭でも遊べるようにと、任天堂が開発した家庭用ゲーム機です。値段が48,000円と非常に高価でありながら、プレイできるのはオセロゲーム1種類のみ。そのため売上は伸びず、現在では幻のゲームとしてプレミア価格で取引されています。

33位:ゲームボーイライト

世界売上 約2万台
国内売上
発売日 1998/04/14
定価 6,800円(税別)

任天堂歴代ゲームハード売上ランキング第33位は「ゲームボーイライト」です。世界売上2万台、国内売上は不明。

日本国内最後の任天堂製モノクロ携帯ゲーム機であり、サイズや重量などはゲームボーイポケットとほぼ同一となっています。最大の特徴は、その名前のとおり液晶画面に取り付けられたバックライト。これにより画面が非常に見やすくなりましたが、ライトのON/OFF切り替えボタンが電源ボタンに近く設置されているため、ライト切り替え時にハード本体の電源を切ってしまうという事故が起こりやすく、構造上の欠陥といえます。

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