本記事では、歴代のポケモン映画（劇場版）の興行収入をランキング形式で紹介しています。
ゲームが大人気のポケモンシリーズですが、ポケモンの映画も数多く制作されており、その歴史はゲーム本編と遜色ありません。
ポケモンの映画をあまり見たことがないという人に少しでも興味をもってもらえたらいいなと思い、まとめてみたので、ぜひ最後まで見ていってください。
【2025年最新】ポケモン映画歴代興行収入ランキング【人気売上】1位～3位
1位：劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲
| 国内興行収入 | 72.4億円 |
|---|---|
| 世界興行収入 | $172,744,662 |
| 公開年 | 1998年7月18日 |
「最強のポケモンは誰だ!?」
『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』（Pokémon: The First Movie – Mewtwo Strikes Back）は、1998年に日本で公開されたポケットモンスター（ポケモン）シリーズの劇場版第1作目です。ミュウツーという伝説のポケモンを中心に、クローン技術やアイデンティティ、生命の尊厳など深いテーマを扱った作品です。
天才科学者によって生み出された人工ポケモン「ミュウツー」。本来のポケモンである「ミュウ」の遺伝子を基に作られたが、人間の実験対象として扱われたことにより怒りを抱き、人類への復讐を決意する。
そんなミュウツーは、ポケモントレーナーたちを招待し、最強のポケモンを決めるバトルを仕掛ける。サトシやピカチュウたちはその戦いに巻き込まれ、クローンポケモンと本来のポケモンたちの戦いが始まる。
果たして、サトシたちはミュウツーを止めることができるのか？ そしてミュウツーは、自らの存在の意味を見出すことができるのか――？
この映画は、ポケモン映画シリーズの中でも特に人気が高く、世界中で話題になりました。「ポケモンとは何か」「生命の意味とは」という哲学的なテーマも含まれており、大人からも高く評価されています。
2位：劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕
| 興行収入 | 64億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 81分 |
| 公開年 | 1999年7月17日 |
「命をかけて、かかってこい!!」
『劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕』（Pokémon the Movie 2000: The Power of One）は、1999年に公開されたポケモン映画シリーズの第2作目です。
伝説のポケモンルギアを中心に、サンダー・ファイヤー・フリーザーといった伝説の鳥ポケモンの戦いや、自然のバランス、世界の危機といった壮大なテーマが描かれています。
ある日、世界のバランスを保つ三つの伝説の鳥ポケモン──サンダー、ファイヤー、フリーザーが、謎の男「ジラルダン」の手によって乱される。彼は「海の神」と呼ばれるポケモン「ルギア」を手に入れようと企んでいた。
しかし、これによって自然のバランスが崩れ、世界中で異常気象が発生。サトシたちは、伝説の島「アーシア島」に導かれ、「選ばれし者」として世界を救う役目を担うことになる。
果たして、サトシは伝説の試練を乗り越え、ルギアと共に世界を救うことができるのか──？
本作は「ミュウツーの逆襲」に続く劇場版第2作目として公開され、壮大なスケールのストーリーと美しい音楽で高く評価されました。特にルギアの登場シーンやテーマ曲「ルギアのうた」は、多くのファンにとって印象深いものとなっています。
また、環境問題や自然のバランスといったメッセージも込められており、子供だけでなく大人にも考えさせられる作品です。
3位：劇場版ポケットモンスター ディアルガVSパルキアVSダークライ
| 興行収入 | 50億2000万円 |
|---|---|
| 上映時間 | 90分 |
| 公開年 | 2007年7月14日 |
『劇場版ポケットモンスター ディアルガVSパルキアVSダークライ』（Pokémon: The Rise of Darkrai）は、2007年7月14日に公開されたポケモン映画シリーズの第10作目であり、「ダイヤモンド・パール」シリーズの劇場版三部作の第1作目です。
本作は時間を司るディアルガ、空間を司るパルキア、そして謎に包まれたダークライを中心に、時空をめぐる壮大な戦いと、ダークライの意外な一面を描いた感動的なストーリーが展開されます。
サトシたちは旅の途中で「アラモスタウン」という美しい町を訪れる。そこでは「時空の塔」の完成を記念したオペラコンサートが開かれる予定だった。しかし、突如として町に異変が起こり、時空の歪みが発生する。
それは、伝説のポケモンディアルガ（時間を司る）とパルキア（空間を司る）の壮絶な戦いが原因だった。二匹は異次元で衝突し、戦いの影響で空間が崩れ始める。パルキアは最後の力でアラモスタウンを時空の狭間に封じ込めるが、町は消滅の危機に瀕してしまう。
一方、町には「悪夢をもたらす」と恐れられるポケモンダークライが現れる。住民たちはダークライを事件の元凶と疑うが、ダークライは本当に悪者なのか──？
本作はダイヤモンド・パール三部作の第1作目として、壮大なストーリーと美しい映像が高く評価されました。特に、ダークライのキャラクター性や、伝説のポケモンたちの戦いのスケール感が話題となりました。
また、「ダークライは本当に悪なのか？」というテーマを通じて、誤解や偏見に立ち向かう大切さが描かれています。シリーズの中でも感動的なラストが印象的な作品です。
【2025年最新】ポケモン映画歴代興行収入ランキング【人気売上】4位～10位
4位：劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI
| 興行収入 | 48.5億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 70分 |
| 公開年 | 2000年7月8日 |
「誰も知らない金と銀の世界をかけろ!」
『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI』は、2000年に公開されたポケモン映画シリーズの第3作目です。この映画では、伝説のポケモン「エンテイ」と、謎のポケモン「アンノーン」を中心に、感動的で幻想的な物語が描かれます。
物語は、サトシたちが訪れた町「グリーンフィールド」で始まります。そこでサトシたちは、考古学者の父を持つ少女「ミー」と出会います。ミーは、失踪した父を思い、謎のポケモン「アンノーン」の力によって父の姿を求めて、幻のポケモン「エンテイ」を召喚します。
エンテイはミーが作り出した理想の世界に現れ、「父親」として彼女を守ります。しかし、その力は次第に町全体を結晶で覆い、周りの世界が崩壊していくことに。サトシたちは、ミーとエンテイ、そしてアンノーンの謎を解くために力を合わせて立ち向かうことになります。
本作は、エンテイという伝説のポケモンの登場と、父親を求める少女ミーの切ない願いがテーマになっており、感動的な展開が特徴です。さらに、ポケモン映画としては珍しく、現実世界と幻想的な世界の境界が曖昧になるような映像美が見どころです。
この映画は、ポケモンファンにとって特別な位置を占める作品であり、父親と子供の絆というテーマが描かれている点が多くの観客に深い印象を与えました。
5位：劇場版ポケットモンスター ギラティナと氷空の花束 シェイミ
| 興行収入 | 48億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 96分 |
| 公開年 | 2008年7月19日 |
『劇場版ポケットモンスター ギラティナと氷空の花束 シェイミ』は、ポケモン映画シリーズの第11作目で、2008年に公開されました。この映画は、ギラティナという伝説のポケモンと、シェイミという新たなポケモンを中心に展開されます。
物語は、ギラティナという伝説のポケモンが、次元の歪みによって引き起こされた異常な空間に閉じ込められたことから始まります。ギラティナは、この異空間で生じた混乱と戦っており、その影響が現実の世界にも及ぼうとしています。
一方、サトシとその仲間たちは、新たなポケモン「シェイミ」と出会います。シェイミは、「氷空の花束」と呼ばれる神秘的な力を持ち、ギラティナとの関係が深いことが明かされます。シェイミの力を使い、サトシたちはギラティナを助け、世界を救うために冒険に出発します。
物語は、ギラティナ、シェイミ、そしてサトシたちの仲間との絆が描かれ、彼らが織りなす冒険が展開されます。ギラティナとシェイミの力を合わせ、現実世界と異空間で繰り広げられる壮大な戦いが繰り広げられます。
本作では、ギラティナの異空間での力が大きな鍵を握ることになります。また、新たに登場するポケモン「シェイミ」の能力とその謎が物語を引っ張っていきます。シェイミは、可愛らしい外見と共に、大きな力を秘めており、その力が物語のクライマックスに重要な役割を果たします。
映画全体を通して、ポケモンたちとの絆と冒険のテーマが描かれ、サトシたちが新しい仲間とともに困難を乗り越えていく姿が印象的です。
6位：劇場版ポケットモンスター アルセウス 超克の時空へ
| 興行収入 | 46.7億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 97分 |
| 公開年 | 2009年7月18日 |
『劇場版ポケットモンスター アルセウス 超克の時空へ』は、ポケモン映画シリーズの第12作目で、2009年に公開されました。この映画では、アルセウスという伝説のポケモンが登場し、時空を超えた壮大な物語が展開されます。
物語は、アルセウスというポケモンが過去と未来を超えて、時空を操る力を持っていることから始まります。アルセウスは、時空を操る力を使ってディアルガ、パルキア、そしてギラティナといった伝説のポケモンたちを調整していましたが、その力が悪用され、時空の歪みが生じてしまいます。
サトシたちは、時空が乱れる原因を探るべく、過去と未来を行き来する冒険に出発します。映画は、アルセウスが引き起こした時間と空間の混乱を解決し、再び平和を取り戻すための壮大な戦いを描いています。
本作は、アルセウスが物語の中心となり、時空を超えて繰り広げられる冒険が大きな特徴です。ディアルガ、パルキア、ギラティナなど、これまでのポケモン映画に登場した伝説のポケモンたちが再登場し、共闘するシーンも見どころです。
また、この映画は、ポケモン映画としては珍しく、時間や空間という壮大なテーマに挑戦しており、非常にスケールの大きな物語となっています。サトシたちは、未来や過去の出来事を修正し、世界を救うために力を合わせることが求められます。
7位：劇場版ポケットモンスター 七夜の願い星 ジラーチ
| 興行収入 | 45億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 80分 |
| 公開年 | 2003年7月19日 |
『劇場版ポケットモンスター 七夜の願い星 ジラーチ』は、ポケモン映画シリーズの第6作目で、2003年に公開されました。この映画では、ジラーチという新たな伝説のポケモンが登場し、七夜の間にしか現れないという特別な存在として物語が展開されます。
物語は、ジラーチというポケモンが、七夜の間だけ現れるという伝説から始まります。ジラーチは、星のような美しい姿をしており、天から降りてきて、その間にどんな願いでも叶えるという力を持っています。
サトシとその仲間たちは、ジラーチと出会い、その神秘的な力に触れることになります。しかし、ジラーチを狙う悪党たちが現れ、その力を悪用しようとします。サトシたちは、ジラーチを守るために戦い、そしてジラーチの力がもたらす未来を守ろうとします。
本作は、ジラーチという伝説のポケモンが登場し、その神秘的な力を巡る冒険が描かれています。ジラーチの願いを叶える力が、物語に大きな影響を与え、サトシたちの冒険がより感動的に進んでいきます。ジラーチは、可愛らしい見た目と強力な能力で、ファンの心を掴みました。
また、映画全体にわたって友情や思いやりのテーマが強調されており、サトシたちが協力し合って困難を乗り越える姿が描かれています。ジラーチの力を守るための戦いと、七夜の間にしか叶わない願いの物語は、感動的で心温まる内容です。
8位：劇場版ポケットモンスター 裂空の訪問者 デオキシス
| 興行収入 | 43.8億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 99分 |
| 公開年 | 2004年7月17日 |
『劇場版ポケットモンスター 裂空の訪問者 デオキシス』は、ポケモン映画シリーズの第6作目で、2004年に公開されました。この映画では、デオキシスという新たな伝説のポケモンが登場し、サトシたちの冒険を描く壮大な物語です。
物語は、デオキシスというポケモンが地球に降り立ったことから始まります。デオキシスは、宇宙から来た未知の生命体で、非常に強力な能力を持っています。デオキシスは、地球で他のポケモンたちと戦い、また、進化を繰り返す不思議な存在です。
サトシたちは、デオキシスと出会い、その力を巡る戦いに巻き込まれます。映画の中心には、デオキシスが登場し、他の伝説のポケモンであるレックウザと激しく対決します。レックウザとデオキシスの戦いは、空を裂けるほど壮絶で、サトシたちはその戦いに巻き込まれながらも、デオキシスの真意を探り、世界を守ろうと奮闘します。
本作は、デオキシスという宇宙から来たポケモンが登場し、その力を巡って壮絶なバトルが展開されます。特に、レックウザとの戦いは圧巻で、空を飛び交う激しい戦闘シーンが印象的です。
また、デオキシスが進化を繰り返すという特異な性質を持っており、その進化過程や変化が物語の中で重要な役割を果たします。サトシたちはデオキシスの正体を解き明かすために奔走し、最終的にはデオキシスとの絆を深めていきます。
映画全体を通して、ポケモン映画としての定番である「友情」や「信頼」のテーマが強調されており、サトシと仲間たちの絆、またデオキシスとの心のつながりが描かれています。
9位：劇場版ポケットモンスタービクティニと黒き英雄ゼクロム・白き英雄レシラム
| 興行収入 | 43.3億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 97分（黒き英雄） 98分（白き英雄） |
| 公開年 | 2011年7月16日 |
『劇場版ポケットモンスター ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム』は、ポケモン映画シリーズの第14作目で、2011年に公開されました。この映画では、新たな伝説のポケモンゼクロムとレシラム、そしてビクティニというポケモンが登場し、サトシたちが繰り広げる冒険が描かれます。
物語は、ビクティニという伝説のポケモンが登場し、その神秘的な力が大きな役割を果たすところから始まります。ビクティニは、「勝利のポケモン」として知られ、その力で周囲に勝利をもたらすとされています。サトシと仲間たちは、ビクティニを助けるために冒険を繰り広げますが、その背後には伝説のポケモン、ゼクロムとレシラムの力が関わっていることが明らかになります。
ゼクロムとレシラムは、黒き英雄ゼクロムと白き英雄レシラムとして、かつての時代に世界を支配していた伝説のポケモンたちであり、物語の中でその力を巡る壮大なバトルが展開されます。サトシたちは、ビクティニと共にゼクロムとレシラムの対立を解決し、世界を救うために戦います。
本作は、ゼクロムとレシラムという、ポケモンブラック・ホワイトのゲームで登場した伝説のポケモンたちが物語の中心に据えられ、彼らの壮大な力を巡る冒険が描かれます。ビクティニはその中で、サトシたちの仲間として重要な役割を果たします。
映画の中では、ゼクロムとレシラムの戦いが激しく繰り広げられ、その力のバランスが崩れそうになります。サトシたちは、ビクティニとともに彼らの戦いを止め、世界を救うために立ち向かいます。この映画では、友情や協力、そして自分の力を信じることの大切さがテーマとなっています。
10位：劇場版ポケットモンスター ミュウと波動の勇者ルカリオ
| 興行収入 | 43億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 100分 |
| 公開年 | 2005年7月16日 |
『劇場版ポケットモンスター ミュウと波動の勇者 ルカリオ』は、ポケモン映画シリーズの第8作目で、2005年に公開されました。この映画では、ミュウとルカリオという重要なポケモンが登場し、波動というテーマが大きな役割を果たす冒険が展開されます。
物語は、ルカリオというポケモンの過去と波動という力に関わる謎を解くためにサトシたちが冒険を繰り広げるところから始まります。ルカリオは、波動を操る力を持つポケモンで、かつて人間とポケモンの間で起きた悲しい出来事に関わっていました。
映画は、サトシたちがミュウという伝説のポケモンと出会い、ルカリオの過去に迫りながら、波動の力を解き明かしていくストーリーです。物語の中で、ミュウの神秘的な力とルカリオの力が交錯し、壮大なバトルが繰り広げられます。
本作は、波動というテーマが大きな役割を果たす物語であり、ルカリオという新たなポケモンが登場することでも注目されました。ルカリオは、人間との絆や波動の力を感じ取る能力を持つ、非常に深い背景を持ったポケモンで、その成長と過去の悲しい出来事が映画の中で描かれます。
また、伝説のポケモンであるミュウが登場し、その神秘的な力を巡る冒険が展開されます。映画の中で、ミュウとルカリオの関係が徐々に明らかになり、感動的なクライマックスへと繋がります。
映画は、絆や自己の成長、そして過去を乗り越える力といったテーマが強調されており、感動的なストーリーとアクションがバランスよく組み合わさった作品です。
【2025年最新】ポケモン映画歴代興行収入ランキング【人気売上】11位～20位
11位：劇場版ポケットモンスター キュレム VS 聖騎士ケルディオ
| 国内興行収入 | 43億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 100分 |
| 公開年 | 2005年7月16日 |
『劇場版ポケットモンスター キュレムVS聖剣士ケルディオ』は、ポケモン映画シリーズの第15作目で、2012年に公開された作品です。この映画では、氷の伝説のポケモン「キュレム」と、新たなポケモン「ケルディオ」の物語が描かれます。
サトシとピカチュウたちは、旅の途中で傷ついたケルディオと出会います。ケルディオは、「聖剣士」と呼ばれるポケモンたち（コバルオン、テラキオン、ビリジオン）の弟子であり、彼らのように真の聖剣士になることを目指して修行していました。
しかし、ケルディオは実力を試そうとし、伝説のポケモン「キュレム」に無謀な挑戦をしてしまいます。キュレムは、強大な力を持つ氷のドラゴンポケモンであり、その戦いでケルディオは敗れ、深く傷ついてしまいます。
サトシたちは、ケルディオを助け、再びキュレムと向き合う勇気を持たせるために奔走します。しかし、キュレムはさらに「ブラックキュレム」や「ホワイトキュレム」へと姿を変え、圧倒的な力を見せつけます。果たしてケルディオは真の聖剣士となり、キュレムとの戦いに打ち勝つことができるのでしょうか？
映画のテーマは「勇気」と「成長」であり、単に強さを求めるのではなく、恐怖を乗り越えることこそが本当の強さであるというメッセージが込められています。
サトシたちとの絆がケルディオの成長を支え、クライマックスでは感動的な展開が待ち受けています。
さらに、キュレムの圧倒的な強さに加え、ブラックキュレム・ホワイトキュレムへのフォルムチェンジによる迫力あるバトルシーンも見どころとなっています。
12位：劇場版ポケットモンスター 幻影の覇者ゾロアーク
| 興行収入 | 41.6億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 95分 |
| 公開年 | 2010年7月10日 |
『劇場版ポケットモンスター 幻影の覇者 ゾロアーク』は、ポケモン映画シリーズの第13作目として2010年に公開された作品です。本作では、イッシュ地方のポケモンであるゾロアークとその進化前のゾロアが初登場し、親子の絆や幻影の力を巡る壮大な物語が描かれています。
物語の舞台はクラウンシティ。サトシたちは、ポケモンバッカーという新しいスポーツの試合を観戦するために訪れますが、そこで謎の事件が発生します。町では「ライコウ」「エンテイ」「スイクン」が暴れ回る姿が目撃され、人々は恐怖に包まれます。しかし、それらはすべてゾロアークの「幻影」によるものでした。ゾロアークは何者かによって操られ、大切な存在であるゾロアとはぐれてしまっていたのです。
一方、小さなゾロアは、サトシたちと出会い、「ママ」と慕うゾロアークのもとへ帰ろうとします。サトシたちはゾロアを助けながら、事件の黒幕であるグリングス・コーダイという男の陰謀を阻止しようと試みます。コーダイは未来を予知する能力を持ち、それを維持するためにクラウンシティの「時の波紋」を狙っていました。そして、その計画を遂行するためにゾロアークを操り、混乱を引き起こしていたのです。
物語の中では、ゾロアークの強大な力や母としての愛情、ゾロアの健気な姿が感動的に描かれています。また、伝説のポケモン「セレビィ」が物語の鍵を握り、時間を超えたドラマが展開されます。
ゾロアークとゾロアの深い絆、サトシたちの友情、そして悪の陰謀との戦いが絡み合いながら、クライマックスへと向かっていきます。
13位：劇場版ポケットモンスター セレビィ時を超えた遭遇
| 興行収入 | 39億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 75分 |
| 公開年 | 2001年7月7日 |
「こんなポケモンに逢ってみたかった。」
『劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇』は、ポケモン映画シリーズの第4作目として2001年に公開された作品です。本作では、「時を超えるポケモン」セレビィと、過去から現代へと時空を超えてやってきた少年・ユキナリをめぐる感動的な物語が描かれています。
物語は40年前の森から始まります。セレビィは何者かに追われ、逃げている最中に偶然ユキナリという少年と出会います。セレビィは時を超える能力を使い、ユキナリとともに現代へと飛ばされてしまいます。
現代に到着したユキナリは、サトシたちと出会い、セレビィを守るために行動を共にすることになります。しかし、そんな彼らの前に、ロケット団の「ビシャス」と名乗る男が現れます。彼は「ダークボール」と呼ばれる特殊なモンスターボールを使い、ポケモンを邪悪な存在へと変えてしまう力を持っていました。ビシャスの狙いはセレビィの強大な力であり、彼はあらゆる手段を使ってセレビィを捕らえようとします。
ビシャスの策略によってセレビィはダークボールに捕らえられ、邪悪な力に支配されてしまいます。本来の穏やかな性格とは異なり、暴走するセレビィ。サトシたちは、かつてユキナリと心を通わせたセレビィを取り戻そうと必死に戦います。
本作のテーマは「自然との共生」と「絆」です。セレビィは森の守護者であり、自然を傷つける者に対して強い警戒心を抱いています。しかし、人間の優しさを知ることで心を開き、サトシやユキナリと深い絆を結んでいきます。
また、セレビィが邪悪な力に支配されてしまう場面では、ポケモンが持つ本来の力と、それを利用しようとする人間の欲望の対比が強調されています。サトシたちの「ポケモンと共に生きる」という信念が、セレビィを救う鍵となるのです。
クライマックスでは、セレビィが本来の姿を取り戻し、森のポケモンたちと共に壮大なシーンが展開されます。さらに、本作ではエンディングで驚きの伏線回収があり、多くのファンに感動を与えました。
14位：劇場版ポケットモンスター キミにきめた！
| 興行収入 | 35.5億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 98分 |
| 公開年 | 2017年7月15日 |
「オレはこいつと旅に出る」
『劇場版ポケットモンスター キミにきめた！』は、2017年に公開されたポケモン映画シリーズの第20作目の作品です。本作は、テレビアニメ版『ポケットモンスター』の第1話を基にしたオリジナルストーリーであり、サトシとピカチュウの出会いから冒険の旅立ち、そして伝説のポケモン・ホウオウとの約束が描かれています。
10歳になったサトシは、ポケモントレーナーとして旅立つことを決意します。しかし、最初に貰うはずだったフシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメはすでに他のトレーナーに選ばれており、サトシは仕方なく「ちょっと変わった」ピカチュウを相棒にすることになります。最初は反発し合うサトシとピカチュウですが、ある日、凶暴なオニスズメの群れに襲われた際、ピカチュウが全身全霊の雷を放ち、サトシを救います。その瞬間、空に輝く伝説のポケモン・ホウオウが飛び去るのを目撃し、サトシは「いつかホウオウに会いに行く」と誓うのでした。
旅の途中で、サトシは新たな仲間であるマコトやソウジと出会い、共にホウオウを目指します。しかし、その道のりにはさまざまな試練が待ち受けていました。ライバルであるクロスは、ポケモンの強さこそが全てだと信じており、サトシの考え方にたびたび対立します。そして、旅の終盤でクロスはホウオウの羽根を奪い、彼の強さを示そうとしますが、その結果、邪悪なポケモン・マーシャドーの力を暴走させてしまうのです。
本作のテーマは、「絆」「夢」「運命」です。
サトシとピカチュウの関係が深まっていく過程が丁寧に描かれ、彼らが共に成長していく姿が感動的に映し出されています。
また、「ポケモンとトレーナーはどうあるべきか」というテーマも描かれており、サトシとクロスの考え方の対比が物語の重要なポイントとなっています。サトシは「ポケモンはパートナーであり、一緒に歩む存在」と考えていますが、クロスは「強さこそが全て」と信じています。その対立がクライマックスでのドラマを生み出します。
さらに、マーシャドーというダークヒーロー的な存在が登場し、サトシたちの旅に新たな試練をもたらします。マーシャドーはトレーナーの心を映し出すポケモンであり、ホウオウに選ばれる者が「本当に相応しいかどうか」を見極める役割を果たしています。
15位：ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ
| 興行収入 | 34億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 105分 |
| 公開年 | 2006年7月15日 |
『ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』は、2006年に公開されたポケモン映画シリーズの9作目で、ポケモンレンジャーという新たなキャラクターたちと、伝説のポケモン・マナフィとの出会いを描いた冒険映画です。ポケモンレンジャーは、ポケモンの力を借りて自然環境を守る仕事をしている人々であり、本作ではその世界観が広がります。
サトシたちが旅をしている最中、マナフィという伝説のポケモンが登場します。マナフィは海の王子であり、その力を持って世界の海の平和を守ってきたとされています。しかし、マナフィが生まれた島に住んでいたカトレアという女性が、邪悪な目的でマナフィを捕えようとします。彼女の狙いは、マナフィを使って海の支配権を手に入れることです。
サトシたちは、マナフィが悪い手に渡らないようにとその力を守ろうとしますが、途中でポケモンレンジャーのケンジと出会います。ケンジは、ポケモンレンジャーとして、ポケモンの力を借りながら悪党たちと戦う仕事をしている人物で、マナフィを守るために協力を申し出ます。サトシとケンジ、そしてマナフィを守るために奮闘する仲間たちが繰り広げる冒険が展開されます。
途中、カトレアの計略によってマナフィが一度捕まってしまいますが、サトシたちは勇気を振り絞り、マナフィを助けるために戦います。最後はマナフィの力を借り、海を守るための壮大なバトルが繰り広げられます。
本作のテーマは、「自然との共生」と「勇気」です。ポケモンレンジャーたちはポケモンとの協力によって自然のバランスを守り、悪党たちの企みを防ぐ役目を果たします。また、サトシたちはマナフィを守るために全力を尽くし、仲間との絆を深めます。
マナフィの力や、海を守るための壮大なバトル、ケンジが使うポケモンレンジャーとしての技が見どころです。特にポケモンレンジャーならではの能力や道具を使ったバトルは、ポケモンシリーズにはなかった新しい要素として注目されました。
16位：劇場版ポケットモンスター 神速のゲノセクト ミュウツーの覚醒
| 興行収入 | 31.7億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 74分 |
| 公開年 | 2013年7月13日 |
「キミはまだ本当のミュウツーを知らない―」
『劇場版ポケットモンスター 神速のゲノセクト ミュウツーの覚醒』は、2013年に公開されたポケモン映画の第16作目で、ゲノセクトという新たな伝説のポケモンと、ミュウツーという既存の伝説のポケモンが再登場する作品です。この映画は、ポケモン映画としては初めて3D映像で制作され、新たなポケモンやキャラクターが登場し、視覚的にも楽しめる要素が満載です。
物語は、ゲノセクトというポケモンの登場から始まります。ゲノセクトは、遺伝子操作により生み出されたポケモンであり、その能力の高さから、以前の研究所で危険視されていた存在です。ゲノセクトは、科学者たちによって再生され、強化された能力を持っているため、その力を引き出し、制御することが難しい存在でした。
サトシたちが訪れることになるニューヨークのような都市で、ゲノセクトの群れが暴れ出します。サトシとピカチュウ、そして仲間たちはゲノセクトの力を止めるために奔走しますが、ゲノセクトの群れを引きつけていたのは、再生したミュウツーだったのです。
ミュウツーは、過去にポケモンと人間の関係に対して深い葛藤を抱えており、ゲノセクトを使ってその力を誇示し、支配しようとしていました。サトシたちは、ゲノセクトとミュウツーを止めるために協力し、両者の力を解放しようとします。
本作のテーマは「自己の存在を受け入れること」です。ミュウツーはかつて人間によって作り出されたことに対して深い憎しみを持ち、ゲノセクトも同様に遺伝子操作の結果として生まれたポケモンです。彼らは自分の存在に疑問を抱き、強さを求め続けるが、最終的にはその力を使って世界を支配しようとします。しかし、サトシと仲間たちは、その力が善悪を問わずどんなに強力でも、大切なのは「誰と一緒にいるか」「何のために力を使うか」だということを教えてくれます。
17位：劇場版ポケットモンスター みんなの物語
| 興行収入 | 30.9億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 100分 |
| 公開年 | 2018年7月13日 |
『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』は、2018年に公開されたポケモン映画シリーズの第21作目で、ポケモン映画20周年記念作品のひとつです。本作では、サトシとピカチュウを中心に、新しいキャラクターやポケモンたちとの出会いが描かれます。また、映画のテーマは「絆」であり、さまざまな人物たちの物語が交差していきます。
物語の舞台は、「キョウシンシティ」という都市で、サトシたちが訪れた際、伝説のポケモンであるザシアンとザマゼンタの力を借りた謎の大自然の力が襲いかかります。その中でサトシとピカチュウが新たに出会ったウィンディというポケモンは、不思議な力を持つ「ウィンディの神殿」に関係しており、その力を守るための使命を持っていることがわかります。
この映画は、「人々とポケモンの絆」や、「仲間と力を合わせること」をテーマにしており、サトシたちの冒険に加えて、様々なキャラクターたちの成長が描かれています。映画の後半では、ウィンディとともに、力を合わせて危機に立ち向かうシーンが感動的に描かれ、サトシたちの物語とリンクします。
本作では、複数の登場人物たちの物語が交錯し、各キャラクターが自分の夢や目標を追い求める姿が描かれます。特に、サトシの仲間たちとの絆や、新しいポケモンとの出会いが物語の進行に大きく影響を与えます。サトシとピカチュウを中心に、ポケモンたちとの強い絆が試され、最終的に絆の力が物事を動かすというメッセージが込められています。
18位：映画 名探偵ピカチュウ
| 興行収入 | 30.1億円 |
|---|---|
| 世界興行収入 | $433,305,346 |
| 公開年 | 2019年5月3日 |
『名探偵ピカチュウ』は、2019年に公開された実写映画で、ポケモンと実写映像が融合した初の映画作品です。この映画は、アニメシリーズの世界観に基づいていますが、実写のキャラクターとポケモンが共演する新しい形態で描かれています。
本作は、『ポケモン』シリーズの中でも異色の作品であり、ミステリー映画というジャンルを取り入れたことで、ポケモンファン以外にも幅広い観客層をターゲットにしています。
物語の主人公は、ティム・グッドマンという若い男性で、父親であるハリー・グッドマン警部が失踪したことをきっかけに事件に巻き込まれていきます。ティムは、失踪した父親の行方を追うために、探偵であり人間の言葉を理解できる名探偵ピカチュウと手を組むことになります。ピカチュウは、帽子をかぶり、探偵らしい姿をしたかわいらしいピカチュウで、彼のパートナーとしてティムと共に事件を解決しようとします。
ティムとピカチュウは、様々なポケモンたちと出会いながら、謎めいた事件の真相に迫っていきます。途中で、悪の組織や謎の人物が絡み合い、事件はますます複雑になっていきます。最終的に、ティムとピカチュウは、彼の父親がいかにして失踪し、何が真実なのかを解き明かすために戦い抜きます。
本作の大きな魅力は、実写とCGを組み合わせて描かれるポケモンたちのリアルな姿です。ポケモンたちは、まるで現実世界で生活しているかのように描かれ、そのビジュアルの迫力は映画の中で印象的な要素となっています。また、ミステリー映画としても成立しており、ティムとピカチュウが事件を解決していく過程にはスリリングな展開があり、視覚的にも物語的にも楽しませてくれます。
ティム役を演じるジャスティス・スミスと、ピカチュウ役のライアン・レイノルズのコンビが大きな見どころです。ライアン・レイノルズがピカチュウの声を担当し、そのユニークでコミカルな演技が、ピカチュウをただのポケモン以上のキャラクターにしています。ティムとピカチュウの友情と冒険が物語の中心となり、観客を魅了します。
19位：劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 EVOLUTION
| 興行収入 | 29.8億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 約98分 |
| 公開年 | 2019年7月12日 |
「最強とは何か――」「原点にして最高峰」
『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』は、1998年に公開されたオリジナルの『ミュウツーの逆襲』のフル3DCGリメイク作品です。この映画は、2019年に公開され、オリジナルの物語やキャラクターを踏襲しつつ、最新技術を使ってポケモンたちが再現された新しい形の映画です。
物語は、オリジナルと同様にミュウツーが登場し、人工的に作られた最強のポケモンとしての誕生と苦悩が描かれます。ミュウツーは、自身の存在意義に疑問を抱き、人間に対する怒りと復讐を抱え、進化を遂げることになります。映画は、サトシとその仲間たちがミュウツーと対峙するというストーリーが展開され、ポケモンと人間の絆や信頼の大切さがテーマとなります。
EVOLUTIONというタイトル通り、映画はオリジナルのストーリーを現代風にリメイクし、3D映像とリアルなポケモンたちを描写することで、迫力のあるバトルシーンや感動的な瞬間を提供します。
『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』は、オリジナル版と同じく、「アイデンティティ」と「自己の存在意義」をテーマにしています。ミュウツーの苦悩や人間に対する怒り、そして最終的な和解のシーンが心に残ります。また、サトシとピカチュウ、仲間たちとの絆が映画全体を通して描かれ、感動的なクライマックスへとつながります。
本作では、全編3DCG映像を使用しており、ポケモンたちがよりリアルで迫力のある姿で表現されており、特にバトルシーンはオリジナル以上にスリリングで魅力的です。新しい技術で再現されたポケモンたちの動きや表情は、視覚的にも楽しませてくれます。
20位：劇場版ポケットモンスター 破壊の繭とディアンシー
| 興行収入 | 29.1億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 76分 |
| 公開年 | 2014年7月19日 |
「ポケモン映画、新次元へ!」「世界は、聖なる輝きに包まれる―」
『劇場版ポケットモンスター 破壊の繭とディアンシー』は、2014年に公開されたポケモン映画の17作目で、ディアンシーを中心にした物語が描かれています。この映画では、ポケモンの世界における神話や伝説が絡む壮大な冒険が展開されます。
物語は、ディアンシーというポケモンが登場するところから始まります。ディアンシーは、ダイヤモンドポケモンで、クリスタルのような美しい体を持つ。彼女は、カルラッタ王国という場所で生まれ育ったが、王国のクリスタルの力を守る使命を持っています。しかし、その力が枯渇し、王国が危機に陥ったため、ディアンシーは破壊の繭という伝説の存在を探し求める旅に出ます。この繭は、王国を救うための重要な存在であり、ディアンシーの使命を果たすためには、繭の力が必要とされています。
サトシとその仲間たち、ピカチュウや他のポケモンたちも、ディアンシーの冒険を手伝い、破壊の繭が持つ力を巡る冒険に巻き込まれます。物語が進む中で、ディアンシーの成長と仲間たちとの絆が描かれ、最終的にはディアンシーが王国の危機を乗り越えるために立ち向かいます。
本作の注目すべき点は、ディアンシーという新たなポケモンの登場です。彼女の優れた能力と、物語を通しての成長が描かれています。ディアンシーは、その美しい姿と神秘的な力で、多くの観客の心を魅了しました。
また、破壊の繭という重要なアイテムが物語の鍵となります。この繭は、ディアンシーとその王国を救うために必要不可欠な存在であり、ディアンシーの運命を変える力を持っています。
さらに、サトシと仲間たちがディアンシーを助ける過程で、彼らの絆や信頼が深まる様子も描かれます。特に、サトシとディアンシーとの強い絆は、物語の感動的な要素を支えています。
最後に、ディアンシーが持つダイヤモンドの力とその美しさは、映画全体に華やかな印象を与え、視覚的にも楽しませてくれます。
【2025年最新】ポケモン映画歴代興行収入ランキング【人気売上】21位～26位
21位：ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス
| 興行収入 | 26億7000万円 |
|---|---|
| 上映時間 | 72分 |
| 公開年 | 2002年7月13日 |
「“心のしずく”が伝説のポケモンをよびさます。」
『ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス』は、2002年に公開されたポケモン映画の5作目で、ラティアスとラティオスという伝説のポケモンを中心に展開する物語です。この映画は、ポケモン映画の中でも特に感動的で心温まる作品として、多くのファンに愛されています。
物語は、水の都と呼ばれる美しい場所、アルフの町を舞台に展開します。この町は、巨大な水の都として知られ、隠された伝説が息づいています。サトシとピカチュウは、アルフの町で観光を楽しんでいたところ、突然現れたラティアスとラティオスに出会います。ラティアスとラティオスは、古代の護神として、町を守っているポケモンたちです。
しかし、町を守るために必要な「守護の玉」が盗まれ、ラティアスとラティオスはその犯人を追うことになります。サトシと仲間たちは、ラティアスとラティオスとともに、町を守るための冒険に出発します。途中、町を狙う悪党や謎のポケモンとの戦いが繰り広げられますが、サトシたちは友情と信頼を胸に、困難を乗り越えていきます。
本作の最大の注目ポイントは、ラティアスとラティオスの絆です。彼らは兄妹のような存在で、強い絆で結ばれています。映画を通じて、この絆がどのように物語に影響を与えていくのかが描かれ、特にラティアスがサトシとの絆を深めるシーンが感動的です。ラティアスの優しさと、ラティオスの勇敢さが映画を彩り、観客の心に強く残ります。
また、映画の舞台となる水の都も魅力的な要素の一つです。美しい水の都や幻想的な風景が、物語の雰囲気を一層引き立てています。特に、ラティアスとラティオスが空を飛ぶシーンや、水の都を守るために戦うシーンは、映像的にも美しく、見る者を魅了します。
映画の後半では、サトシとラティアスの友情が描かれ、その深い絆がストーリーを感動的に締めくくります。サトシとラティアスの関係が物語の中で大きなテーマとなり、その強さと美しさに心を打たれることでしょう。
22位：ポケットモンスター 光輪の超魔人フーパ
| 興行収入 | 26.1億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 79分 |
| 公開年 | 2015年7月18日 |
「あらたな伝説のおでましだ!」
『ポケットモンスター 光輪の超魔人フーパ』は、2015年に公開されたポケモン映画の18作目で、フーパという新たな伝説のポケモンを中心に描かれた作品です。映画では、フーパの持つ不思議な力と、それに関わる冒険が展開され、ポケモンたちとサトシが力を合わせて大きな危機に立ち向かう姿が描かれています。
物語の舞台は、アルバラシア地方にあるデモイ町。サトシとピカチュウ、仲間たちは、そこで新たなポケモンフーパと出会います。フーパは、リングを使って空間を操る能力を持ち、物語の鍵を握る存在です。フーパはかつて強大な力を持っていましたが、その力を使いすぎた結果、封印されることとなり、現在はその力を制御する方法を探しているという秘密を抱えています。
フーパの持つ力は非常に強力であり、その力が引き金となり、闇のポケモンたちが現れることになります。フーパが過去に封印された恐ろしい魔人ダークフーパを解き放ってしまい、物語は一気にスリリングな展開へと進みます。サトシたちは、フーパとともに、ダークフーパやその手下のポケモンたちとの激しい戦いに挑むことになります。
本作の大きな注目ポイントは、フーパの能力です。フーパはリングを使って空間を自在に操り、別の場所にポケモンを瞬間移動させることができます。この能力を使ったバトルや冒険シーンは、視覚的にも非常に魅力的で、スピーディで迫力満点の展開を楽しむことができます。
また、ダークフーパという悪の姿が登場し、その強大な力が物語を引っ張ります。ダークフーパはフーパの暗黒面であり、フーパとその力を巡る壮大な戦いが繰り広げられます。フーパとダークフーパのバトルは、映画のクライマックスを彩る重要なシーンです。
さらに、映画では多くの伝説のポケモンが登場し、その豪華さも見どころの一つです。フーパの力を借りて、サトシたちはさまざまなポケモンを召喚し、共に戦うシーンが描かれます。これにより、ポケモンファンにはたまらない豪華なバトルが展開されます。
23位：ポケットモンスター ボルケニオンと機巧のマギアナ
| 興行収入 | 21.5億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 95分 |
| 公開年 | 2016年7月16日 |
「熱き魂（ソウルハート）の声が聞こえるか!?」
『ポケットモンスター ボルケニオンと機巧のマギアナ』は、2016年に公開されたポケモン映画の19作目で、ボルケニオンとマギアナという新たな伝説のポケモンが登場する物語です。この映画は、ポケモンと人間の信頼と協力をテーマにし、サトシたちが新しい仲間と共に冒険を繰り広げます。
物語は、ボルケニオンという火山ポケモンが登場するところから始まります。ボルケニオンは、火と水を操る力を持ち、火山のような激しい性格をしています。ある日、ボルケニオンは機巧のマギアナという不思議なポケモンを守るために、サトシたちとともに行動を共にすることになります。
マギアナは、人工的に作られたポケモンで、人間とポケモンの架け橋となる存在とされており、その力を狙う悪党たちが登場します。悪党たちは、マギアナを奪おうとし、ボルケニオンとサトシたちは彼女を守るために戦うことになります。サトシたちは、ボルケニオンとマギアナとの絆を深め、協力して悪党の陰謀を阻止しようと奮闘します。
本作の注目すべきポイントは、ボルケニオンというポケモンの存在です。彼は、物語の中で非常に強力で、かつ厳格な性格を持っているため、サトシたちとの関係においても最初は対立する部分が描かれます。しかし、物語が進む中で、ボルケニオンはサトシたちと信頼を築いていき、強さと優しさを兼ね備えた魅力的なキャラクターとして成長します。
また、マギアナも非常に重要なキャラクターで、彼女は機械仕掛けのポケモンであり、人間とポケモンの間にある絆や、機巧的な部分が映画を通じて描かれます。彼女の過去や存在意義が物語を通して明かされ、感動的な展開が繰り広げられます。
さらに、映画ではボルケニオンとサトシたちの絆や、彼らが共に戦い、協力して問題を解決していく姿が描かれており、ポケモン映画ならではの友情や絆がテーマとなっています。
24位：劇場版ポケットモンスター ココ
| 興行収入 | 20.2億円 |
|---|---|
| 上映時間 | 約99分 |
| 公開年 | 2020年12月25日 |
「君に伝えたい。」
『劇場版ポケットモンスター ココ』は、2020年に公開されたポケモン映画の23作目で、サトシとピカチュウの冒険に新たな仲間が加わる物語です。本作は、人間とポケモンの絆を深く掘り下げ、ポケモンの世界観をさらに広げる内容となっています。
物語の舞台は、ウィッシュの森という深い森の中。サトシとピカチュウは、そこで一人の少年ココと出会います。ココは、人間の子供でありながらも、ポケモンの世界で育ったという特異な存在です。彼は、ポケモンたちと共にウィッシュの森で育ち、セレビィとともに過ごしてきました。そのため、ココは人間でありながらポケモンのように言葉を話さず、ポケモンとの強い絆を持っています。
サトシとピカチュウは、ココの秘密に迫りながら、彼と一緒に森を守るための冒険を繰り広げます。物語の中では、人間とポケモンの違いや、親子の絆、そして自分の居場所を見つけるというテーマが描かれます。
ココは、自分が人間でありながらポケモンたちと強く結びついていることに戸惑い、自分が何者かを探し求める旅に出ることになります。サトシとピカチュウは、彼が人間としてのアイデンティティを見つける手助けをし、物語は感動的な結末へと導かれます。
本作の注目すべき点は、ココという新しいキャラクターです。彼は、ポケモンと深い絆を持つ一方で、人間としての存在意義を模索しており、物語を通じて成長していきます。ココが抱える自己のアイデンティティに対する葛藤は、観客に強く共感を呼び起こすことでしょう。
また、ウィッシュの森という幻想的な舞台も非常に魅力的です。森の中で繰り広げられる冒険や、ポケモンたちとの絆の描写は、映画全体に温かみと感動をもたらします。特に、ココとセレビィの関係や、ポケモンたちとのやりとりが物語を彩ります。
さらに、映画全体を通して、人間とポケモンの共生や、家族のような絆がテーマとなっており、感動的なシーンが数多く描かれています。サトシとピカチュウ、ココとその周囲のキャラクターたちが、互いに支え合う姿が心に残ります。
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