本記事では、ゲームボーイアドバンス(GBA)向けに発売されたゲームソフトの、歴代累計売上販売本数をランキング形式で紹介しています。
ゲームボーイアドバンス(GBA)は、2000年代に発売された古いゲームハードにも関わらず近年人気を集めている注目のハードといえます。
そんなゲームボーイアドバンス(GBA)にはどのような人気ソフトがあるのか知りたい人も多いと思うので、詳しい解説を交えて紹介。ぜひ最後までご覧ください。
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング【歴代累計】:1位~10位
1位:ポケットモンスター ルビー・サファイア
世界売上本数 | 1,614万本 |
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国内売上本数 | 540万本 |
発売日 | 2002年11月21日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第1位は、『ポケットモンスター ルビー・サファイア』。大人気ポケモンシリーズの第3作目であり、GBA向け初のポケモン。世界売上本数1,614万本、国内売上本数540万本を記録した。
既存ポケモンに加え、135匹の新ポケモンが追加されたことで、ポケモンの総数は386匹となった。前作では新ポケモンの出番は控えめだったものの、本作では行く先々で新ポケモンが登場するため、新鮮な気持ちでプレイが可能。
『とくせい』や『せいかく』が本作から新要素として追加されたことで、より戦略性のあるポケモンバトルが楽しめるようになった。さらに、1人のトレーナーが2匹ずつポケモンを繰り出して戦う『ダブルバトル』が登場。これにより、シングルバトルでは日の目を見なかったポケモンでも活躍できる場面が増えた。
2位:ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン
世界売上本数 | 1,172万本 |
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国内売上本数 | 318万本 |
発売日 | 2004年1月29日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第2位は、『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』。大人気ポケモンシリーズの第1作目である「赤・緑」のリメイク作品。世界売上本数1,172万本、国内売上本数318万本を記録した。
ストーリーは原作を忠実になぞらえているものの、いくつかのイベントの修正や新マップの『ナナシマ』が追加された。当時のシリーズ最新作である『ルビー・サファイア』のシステムをベースとしており、『とくせい』や『ダブルバトル』が導入。子供や新規ユーザーを意識した『ヘルプ機能』や、ポケモンの基礎を学べる『おしえテレビ』が追加されている。
旧作との互換性がなくなってしまったことで『ルビー・サファイア』からポケモンを離れたユーザーも少なくなかったものの、本作の登場により復帰したプレイヤーも多い。ヘビーユーザーからは孵化厳選のしづらさなどが指摘されているものの、原作が原作なだけに良リメイクといえる。
3位:ポケットモンスター エメラルド
世界売上本数 | 680万本 |
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国内売上本数 | 208万本 |
発売日 | 2004年9月16日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第3位は、『ポケットモンスター エメラルド』。『ルビー・サファイア』のマイナーチェンジ版として発売され、世界売上本数680万本、国内売上本数208万本を記録した。
ストーリーにいくつかの変更点があり、ルネシティにて伝説のポケモンである『グラードンVSカイオーガ』の戦いが繰り広げられ、その戦いを『レックウザ』が治めるというイベントが追加。ちなみにグラードンとカイオーガのどちらも入手可能となっている。
様々なバトルを楽しめる『バトルフロンティア』が登場。前作でも登場していた『バトルタワー』に加え、新たに6つのバトル施設が追加されている。シリーズでも屈指の高難易度であるため、現在でも数多くのプレイヤーに遊ばれている。
4位:ファミコンミニ スーパーマリオブラザーズ
世界売上本数 | – |
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国内売上本数 | 138万本 |
発売日 | 2004年2月14日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第4位は、『スーパーマリオブラザーズ ファミコンミニ』。誰もが知っている説明不要な横スクロールアクション『スーパーマリオブラザーズ』の移植版。世界売上本数は不明、国内売上本数138万本を記録した。
シンプルでありながらも操作性・アクション性などの高さから人気を博し、後に発売されたアクションゲーム全てに影響を与えた傑作。1985年にファミコン向けに発売された原作は4,000万本以上を売り上げており、世界一売れたゲームとしてギネス世界記録にも登録されていた(現在はマインクラフト)。
当時はあまり主流ではなかったROMカセット式テレビゲームという文化を世界中に植え付けた金字塔。この作品がなければ、現在のゲーム業界はなかったといえる。
5位:マリオカート アドバンス
世界売上本数 | 591万本 |
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国内売上本数 | 94万本 |
発売日 | 2001年7月21日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第5位は、『マリオカート アドバンス』。『マリオカート』シリーズの第3作目にして、シリーズ初の携帯ゲーム機作品。世界売上本数591万本、国内売上本数94万本を記録している。
ゲームボーイアドバンスの性能的に3D表現は難しいため、ゲーム内容はシリーズ第1作目を基盤に。キャラクターに関しては、前作にあたる『マリオカート64』のキャラクターが登場している。全40コースの大ボリュームに加え、キャラクターそれぞれに性能が追加。さらに5種類のゲームモードにより、従来のカートレース以外の楽しみ方ができるようになった。
シリーズの良いところを残しつつも、GBAならではのアレンジを加えた名作。キャラクター性能の差やコースの難易度調整の甘さなど、不満点もあるものの後に発売されるシリーズ作品に与えた影響は大きい。
7位:スーパーマリオアドバンス2
世界売上本数 | 568万本 |
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国内売上本数 | 92本 |
発売日 | 2001年12月14日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第7位は、『スーパーマリオアドバンス2』。2001年に発売され、世界売上本数568万本、国内売上本数92万本を記録した。
SFC版の移植作品。『スーパーマリオワールド』と『マリオブラザーズ』が収録されており、原作と比較して幾つかの変更点・追加点・難易度調整などがなされている。繰り返し遊べなかったコースが再度遊べるようになり、オープニングデモやキャラクターボイスの追加、更にマリオとルイージの性能差が実装。
特に問題点もなく、原作を忠実に再現している。問題点を改善したことでより遊びやすくなっているほか、演出面的に華やかな仕上がりとなった。
8位:スーパーマリオアドバンス
世界売上本数 | 557万本 |
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国内売上本数 | 89万本 |
発売日 | 2001年3月21日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第8位は、『スーパーマリオアドバンス』。「スーパーマリオUSA」のリメイク版として2001年に発売され、世界売上本数557万本、国内売上本数89万本を記録している。
マリオ、ルイージ、ピーチ姫、キノピオの4人からキャラクターを選び、夢の世界「サブコン」を冒険する。各キャラクターは異なる能力を持ち、それらを活かしてステージを攻略。また、敵キャラクターを「持ち上げて投げる」など独特のアクションが特徴的。従来の「踏んで倒す」スタイルとは異なる遊び方が楽しめる。
さらに、オリジナル版にはなかった新要素や演出が追加され、難易度の調整も行われている。また、シリーズ全てに「マリオブラザーズ」モードが付いており、協力プレイや対戦プレイで楽しむことが可能。
9位:星のカービィ 夢の泉デラックス
世界売上本数 | 210万本 |
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国内売上本数 | 91万本 |
発売日 | 2002年10月25日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第9位は、『星のカービィ 夢の泉の物語』。2002年に発売され、世界売上本数210万本、国内売上本数91万本を記録している。
シリーズ初期の作品である「星のカービィ 夢の泉の物語」をベースにしている。プレイヤーは主人公である「カービィ」を操作し、カービィが吸い込んだ敵の能力をコピーして様々なアクションを繰り広げていく。このコピー能力を使いこなすことがゲームの重要な要素。 シンプルながらも深いアクションゲームで、コピー能力を使った戦略的なプレイが求められるものの、操作が簡単で誰でも楽しめる点が魅力。
GBAの初期タイトルの中でも非常に高い評価を受けた。オリジナルの「夢の泉の物語」自体が非常に人気があり、リメイク版はその魅力を保ちつつもGBAに最適化されたグラフィックや音楽、追加要素などが加わることで新しいファンを引き寄せることに成功した。
10位:スーパーマリオアドバンス4
世界売上本数 | 543万本 |
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国内売上本数 | 76万本 |
発売日 | 2003年7月11日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第10位は、『スーパーマリオアドバンス4』。2003年に発売された『スーパーマリオブラザーズ3』の移植作品で、世界売上本数543万本、国内売上本数76万本を記録している。
マリオシリーズの中でも特に評価の高い「スーパーマリオブラザーズ 3」をベースにした作品。オリジナルの「スーパーマリオブラザーズ 3」は、1990年にスーパーファミコン用に発売され、横スクロールアクションゲームとして非常に革新的で多くのゲーム要素が後のゲームに影響を与えた。
GBA版では、オリジナルのゲームに加えて、グラフィックや音楽が改善され、GBAの性能に合わせた新たな機能が追加。GBA版では追加要素として「マルチプレイヤーモード」や、特定のステージで遊べる「サブゲーム」など複数の新しい楽しみ方が提供されている。また、オリジナルにはなかった隠し要素も含まれておりやり込み要素が強化されているのも特徴。
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング【歴代累計】:11位~20位
11位:ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊
世界売上本数 | 236万本 |
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国内売上本数 | 約71万本 |
発売日 | 2005年11月17日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第11位は、『ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊』。2005年に発売され、世界売上本数236万本、国内売上本数約71万本を記録している。
ゲームボーイアドバンス(GBA)向けに発売された、ポケモンをテーマにしたローグライクダンジョン探索ゲーム。本作は、ポケモンシリーズのキャラクターたちを操作し、ダンジョンを探索して仲間を助けるという内容で、ポケモンファンに人気のある作品。
最大の魅力はその感動的で心温まるストーリー。プレイヤーはポケモンの世界での冒険を通じて友情や仲間との絆を深めていく。物語が進むにつれて予想外の展開や感動的なシーンもあり、プレイヤーを引き込む要素が満載。毎回違ったダンジョンが生成されるため何度でも楽しめる。探索するたびに新たな発見があり、プレイするたびに新鮮な気持ちで挑戦できるため非常に高いリプレイ性を誇る。
12位:星のカービィ 鏡の大迷宮
世界売上本数 | 約147万本 |
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国内売上本数 | 約76万本 |
発売日 | 2004年4月15日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第12位は、『星のカービィ 鏡の大迷宮』。2004年に発売され、世界売上本数約147万本、国内売上本数約76万本を記録している。
シリーズならではの直感的な操作と魅力的なキャラクターたち、楽しいコピー能力の使い方が特徴。様々な能力を駆使したダンジョン内のギミックや仕掛けを解く楽しさが本作の売りであり、通信機を使うことで色違いのカービィを最大で4人まで呼び出せる。他のカービィはNPCではあるものの独立的に動くため、疑似的な4人プレイが可能。
また、ゲーム内には複数のボスや隠し要素も豊富にありやり込み要素が高いのも魅力の一つ。友達と一緒にプレイできる協力モードも搭載されており、協力して敵を倒す楽しさもある。美しいグラフィックとユニークなストーリー、そしてカービィならではの軽快なアクションが特徴的な作品。
13位:甲虫王者ムシキング グレイテストチャンピオンへの道
世界売上本数 | ‐ |
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国内売上本数 | 62.9万本 |
発売日 | 2005年6月23日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第13位は、『甲虫王者ムシキング グレイテストチャンピオンへの道』。2005年に発売され、国内売上本数約62.9万本を記録している。
人気のアーケードゲーム『甲虫王者ムシキング』を基にしたタイトル。元々はカードゲームやアーケードゲームで大ヒットした「ムシキング」シリーズの一部であり、その魅力を家庭用ゲーム機で楽しむことができる。プレイヤーは自分だけの甲虫を育てて、バトルを繰り広げながら、最強の「グレイテストチャンピオン」になることを目指す。
戦略的なバトルだけでなくムシの育成やカード収集という要素を組み合わせることで、プレイヤーが自分だけのムシチームを作り上げ成長させていく楽しさがある。また、カードやムシを集める要素もありやり込み要素も十分。ゲームは比較的シンプルでありながらもムシキングのファンにはたまらない要素が盛り込まれており、アーケード版とは違った楽しみ方ができる点が魅力といえる。
14位:ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート
世界売上本数 | ‐ |
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国内売上本数 | 62.6万本 |
発売日 | 2003年3月29日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第14位は、『ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート』。エニックスとして発売された最後のゲームタイトルであり、ドラゴンクエストモンスターズシリーズの第3作目にあたる。2003年に発売され、国内売上本数約62.6万本を記録している。
DQ7に登場した『キーファ』が主人公であり、DQMシリーズの中でも独自要素が非常に多い作品。ゲームの大きな特徴は「キャラバンシステム」。プレイヤーは「キャラバン(隊商)」を編成し、複数の仲間(モンスター)と共に冒険を進めていく。人間の仲間の職業システムが導入されており、戦闘用から冒険用まで22種類の職業が存在。また、モンスターの育成方法も一新され「モンスターの心」を集めて新たなモンスターを誕生させるシステムが採用されている。
賛否両論点として『食料』があり、食料はキャラバンを維持するために必要なリソース。キャラバンのメンバー(モンスターや人間)は移動や冒険を続けるために食料を消費し、食料が尽きるとモンスターたちの健康やステータスに悪影響を与えるため、常に食料の管理が求められる。
15位:メイドインワリオ
世界売上本数 | 110万本 |
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国内売上本数 | 約62万本 |
発売日 | 2003年3月21日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第15位は、『メイドインワリオ』。2003年に発売され、世界売上本数110万本、国内売上本数約62万本を記録している。
任天堂の人気キャラクターであるワリオが主人公のシリーズ第1作目。『メイドインワリオ』の最も特徴的な要素は、数秒で終わる「ミニゲーム」形式のプレイ。プレイヤーは、ワリオを操作して次々と現れるミニゲームをクリアしていく。これらのミニゲームは、ジャンルを問わず、非常に多彩で、アクション、パズル、シューティング、スポーツなど、さまざまな形式のゲームが登場する。ゲームの流れは非常にハイテンポであり、この速いテンポがゲームに対する中毒性を生み、何度もプレイしたくなる要素の一つとなっている。
『メイドインワリオ』は、その独自のゲームスタイルとテンポの良さ、個性的なキャラクターたちで、ゲーム業界に新たな風を吹き込んだ名作。シンプルでありながらも奥が深く、誰でも楽しめる内容となっており、シリーズの中でも高い評価を受けている作品。
16位:ロックマンエグゼ6 電脳獣グレイガ ファルザー
世界売上本数 | ‐ |
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国内売上本数 | 59.5万本 |
発売日 | 2005年11月23日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第16位は、『ロックマンエグゼ6 電脳獣グレイガ ファルザー』。2005年に発売され、国内売上本数約59.5万本を記録している。
「電脳獣グレイガ」と「電脳獣ファルザー」という2つの異なるバージョンが存在し、それぞれに独自のストーリーが組み込まれている。これらのバージョンは、物語やゲームプレイに違いがあり、特定のバージョンにのみ登場するキャラクターやイベントもある。
ストーリー以外にもバトルシステムに大きな違いを持ち、プレイヤーに異なるゲーム体験を提供している。グレイガ版は攻撃重視の戦闘スタイルを楽しむことができ、ファルザー版では戦略的で精密なバトルが求められる。両バージョンを遊ぶことで、全体のストーリーとシステムの違いを堪能できる。
17位:バトルネットワーク ロックマンエグゼ3
世界売上本数 | ‐ |
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国内売上本数 | 50万本 |
発売日 | 2002年12月6日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第17位は、『バトルネットワーク ロックマンエグゼ3』。2002年に発売され、国内売上本数50万本を記録している。
ネット社会を舞台にしたアクションRPGで、敵ナビたちと戦い世界を守ることが目的。本作でも「バトルチップ」を使って戦うバトルシステムが特徴だが、チップの選択肢や組み合わせがより戦略的になったことでバトルがさらに深くなっている。プレイヤーは最大30枚のバトルチップを使って戦い、リアルタイムで戦略を練りながらバトルを進めていく。
本作では新たに「スタイルチェンジ」という要素が登場。ロックマンは「フォルダ」のセットアップを変更することにより、異なる戦闘スタイルに変化できる。その都度適したスタイルにチェンジできるかが重要。また、本作はシリーズ屈指のボリュームを誇っており、「クリアしてからが本番」と言われるほど。
18位:スーパーマリオアドバンス3
世界売上本数 | 283万本 |
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国内売上本数 | 46万本 |
発売日 | 2002年9月20日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第18位は、『スーパーマリオアドバンス3』。2002年に発売され、世界売上本数283万本、国内売上本数約46万本を記録している。
ヨッシーが主役となって冒険を繰り広げる横スクロールアクションゲームで、ゲームのストーリーは、悪党に奪われた赤ちゃんルイージを助けるべく、ヨッシーが赤ちゃんマリオを背負いながら冒険に出るという内容。ヨッシーを操作して赤ちゃんマリオを無事に守りながら、冒険の中でさまざまな敵や障害物を避けていくのがポイント。『たまご投げ』をはじめとしたヨッシーならではのアクションが攻略のカギ。
ユニークなアートスタイル、ゲームプレイの革新性、そして美しい音楽がプレイヤーから称賛された。ゲームは商業的にも成功し、後にシリーズ化されさまざまなプラットフォームに移植されている。
19位:ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝
世界売上本数 | 220万本 |
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国内売上本数 | 35万2000本 |
発売日 | 2001年8月21日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第19位は、『ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝』。2001年に発売され、世界売上本数220万本、国内売上本数約35万2000本を記録している。
突進して敵をなぎ倒す『ダッシュアタック』や地面に強烈な衝撃を与える『スーパーヒップアタック』など、これまでのワリオのアクションが進化した。ワリオの能力を活かしてクリアするためのギミックがたくさん仕掛けられており、これにより単調なアクションゲームにならず、頭を使って攻略する場面が増えている。
CD集めやスコア稼ぎといったやり込み要素が豊富に追加。本作1つで長時間遊べるうえ、高難易度『げきむず』のボス戦があまりにも鬼畜すぎるので是非挑戦してみてほしい。
20位:まわるメイドインワリオ
世界売上本数 | 約100万本 |
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国内売上本数 | 46.3万本 |
発売日 | 2004年10月14日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第20位は、『まわるメイドインワリオ』。2004年に発売され、世界売上本数約100万本、国内売上本数約46.3万本を記録している。
カートリッジに内蔵された回転センサーを活用し、ゲームボーイアドバンス本体を実際に回転させることで操作する独特のプレイスタイルが特徴。ゲーム内には200以上の「プチゲーム」が収録されており、短時間で次々と異なるミニゲームに挑戦する内容となっている。各プチゲームは、回転操作やAボタンの使用など、多彩な操作方法が要求され、プレイヤーの反射神経や判断力が試される。
また、ゲーム内で獲得できる「ガチャコロン」では、BGMを聴けるレコードやミニゲームなど、さまざまなアイテムが手に入る。これらの要素が、ゲームのやり込み要素をさらに深めています。
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング【歴代累計】:21位~30位
21位:バトルネットワーク ロックマンエグゼ2
世界売上本数 | ‐ |
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国内売上本数 | 44.6万本 |
発売日 | 2001年12月14日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第21位は、『バトルネットワーク ロックマンエグゼ2』。2001年12月14日にカプコンから発売されたゲームボーイアドバンス用のデータアクションRPGで、ロックマンエグゼシリーズの第2作目。国内売上本数51.3万本を記録している。
プレイヤーのバトルの傾向に応じて、ロックマンが異なるスタイルに変化し能力が強化される『スタイルチェンジシステム』。このシステムの登場により、より戦略的なバトルが楽しめる。前作で壊滅した敵組織『WWW(ワールドスリー)』に代わり、新たなネットマフィア「ゴスペル」が登場している。
『バトルネットワーク ロックマンエグゼ2』は、2023年に発売された『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』に収録されている。Nintendo Switch、PlayStation 4、Steam向けに提供されており、最新のプラットフォームでプレイ可能。
22位:ファイナルファンタジー タクティクスアドバンス
世界売上本数 | ‐ |
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国内売上本数 | 44.1万本 |
発売日 | 2003年2月14日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第22位は、『ファイナルファンタジー タクティクス アドバンス』。2003年2月14日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたゲームボーイアドバンス用のシミュレーションRPG。国内売上本数44.1万本を記録している。
現実世界からファンタジーの世界「イヴァリース」へと移行した少年たちの物語が描かれている。多彩なジョブやアビリティを持つキャラクターを編成し、ターン制の戦闘で戦略的に敵を倒していく。高低差のあるマップやキャラクター配置が勝敗を左右する、戦略性の高いゲームデザインが特徴。戦闘中の「ジャッジ」が戦闘における「ルール(ロウ)」を設定し、このルールを守ることで戦闘を有利に進められる一方、違反するとペナルティが課される。
ファイナルファンタジーシリーズでお馴染みのジョブシステムが採用されており、キャラクターの成長やカスタマイズが可能。ヒューマン、ヴィエラ、モーグリなどの種族ごとに選べるジョブが異なり、個性ある育成ができる。
23位:マリオ&ルイージRPG
世界売上本数 | 215万本 |
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国内売上本数 | 43.8万本 |
発売日 | 2003年11月21日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第23位は、『マリオ&ルイージRPG』。2003年11月21日に任天堂より発売されたゲームボーイアドバンス用のアクションRPGで、マリオシリーズのスピンオフ作品。世界売上本数215万本、国内売上本数約43.8万本を記録している。
コミカルなストーリーと独特のバトルシステムが特徴で、マリオとルイージの兄弟が力を合わせて冒険する物語が描かれている。敵との戦闘はターン制で、タイミングよくボタンを押すことで攻撃の威力を高めたり、敵の攻撃を回避したりするアクション要素が加わっているのが特徴。
フィールド上では、マリオとルイージの連携アクション(ジャンプ、ハンマー、回転ジャンプなど)を駆使して謎を解き進める必要があり、2人の協力が必要な場面が多く操作の工夫が求められる。戦闘で経験値を得てレベルアップするほか、装備やアイテムでキャラクターの能力を強化可能。レベルアップ時に自分でステータスを選んで強化できるカスタマイズ性も楽しめる。
24位:伝説のスタフィー
世界売上本数 | ‐ |
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国内売上本数 | 42.2万本 |
発売日 | 2002年9月6日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第24位は、『伝説のスタフィー』。2002年9月6日に任天堂から発売されたゲームボーイアドバンス用のアクションゲーム。国内売上本数42.2万本を記録している。
海の王子であるスタフィーが主人公となり、水中を中心としたステージで多彩なアクションを繰り広げる「マリンアクション」として人気を博した。ゲームの大半が水中を舞台にしており、泳いだり、ジャンプしたりして進んでいく。海ならではの浮遊感を活かした操作性が特徴的。
操作は非常にシンプルで誰でも楽しめる設計になっていて、基本のアクションは「泳ぐ」「攻撃する」「ジャンプする」など、直感的に遊べるのが魅力。ステージは海底だけでなく、地上や洞窟などさまざまな環境で構成されており、各ステージには謎解きや敵との戦闘など異なる仕掛けが用意されている。
25位:ロックマンエグゼ5 チームオブブルース カーネル
世界売上本数 | ‐ |
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国内売上本数 | 41.5万本 |
発売日 | 2004年12月9日(ブルース) 2005年2月24日(カーネル) |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第25位は、『ロックマンエグゼ5 チームオブブルース・カーネル』。カプコンから発売されたゲームボーイアドバンス用のデータアクションRPGで、シリーズ第5作目。国内売上本数41.5万本を記録している。
本作は2つのバージョンが存在し、「チーム オブ ブルース」は2004年12月9日に、「チーム オブ カーネル」は2005年2月24日に発売されている。「チーム オブ ブルース」と「チーム オブ カーネル」では仲間になるナビが異なり、それぞれのバージョンで異なるストーリー展開や戦略が楽しめる。
複数のネットナビでチームを組み、ダークロイドに占領されたインターネットエリアを取り戻すミッションである本作独自のシステム『リベレートミッション』は、ターン制で進行し各ナビの特性を活かした戦略を楽しめる。前作から引き続き登場する「ソウルユニゾン」に加え、ダークチップを使用した『カオスユニゾン』が可能となり、さらに戦略の幅が広がった。
26位:ポケモンピンボール ルビー&サファイア
世界売上本数 | 137万本 |
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国内売上本数 | 40.6万本 |
発売日 | 2003年8月1日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第26位は、『ポケモンピンボール ルビー&サファイア』。2003年8月1日に任天堂から発売されたゲームボーイアドバンス用のアクションゲーム。世界売上本数137万本、国内売上本数40.6万本を記録している。
ピンボールの要素と『ポケットモンスター ルビー・サファイア』の世界観を融合させた作品で、ピンボールをプレイしながらポケモンを捕まえることができ、全201種類のポケモンを捕まえることが可能。「ルビー台」と「サファイア台」の2種類のピンボール台があり、それぞれ異なるギミックやボーナスステージが楽しめる。
特定の条件を満たすことで、タマゴからポケモンが生まれるなどの要素もある。特定の条件を達成することで、さまざまなボーナスステージで遊ぶことが可能で、これらのステージではポケモンの世界観を活かしたユニークな演出が楽しめる。
27位:遊☆戯☆王デュエルモンスターズ5 エキスパート1
世界売上本数 | ‐ |
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国内売上本数 | 39.9万本 |
発売日 | 2001年7月5日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第27位は、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ5 エキスパート1』。2001年7月5日にコナミから発売されたゲームボーイアドバンス用の対戦型カードゲーム。国内売上本数39.9万本を記録している。
新エキスパートルールの採用により、フェイズの概念、リバース効果、チェーンなどが追加され、より戦略的なデュエルが可能となっている。フィールド上に最大5枚まで魔法・罠カードをセットできるようになり、デッキ構築の幅が広がった。
『サイドデッキ』の導入により、対戦中にデッキの一部を入れ替えることが可能となり、対戦相手に応じた柔軟な戦略が取れるようになった。前作まで存在したデッキキャパシティの概念がなくなり、自由度の高いデッキ編成が可能。武藤遊戯、海馬瀬人、闇遊戯などの人気キャラクターが多数登場し、ストーリー仕立てのデュエルを楽しめる作品。
28位:伝説のスタフィー2
世界売上本数 | ‐ |
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国内売上本数 | 39.6万本 |
発売日 | 2003年9月5日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第28位は、『伝説のスタフィー2』。2003年9月5日に任天堂から発売されたゲームボーイアドバンス用のマリンアクションゲームで、前作『伝説のスタフィー』の続編。国内売上本数39.6万本を記録している。
本作では主人公のスタフィーが新たなアクション「回転アタック」や「スピンジャンプ」を習得し、前作よりも多彩な動きが可能となっている。また、ステージ構成や仕掛けも前作から強化・発展されており、より深みのあるゲームプレイを楽しめる。さらに、ステージのゴール地点に設置された宝箱から得られる「グッズ」システムが導入され、スタフィーにさまざまな衣装を着せ替えることができるようになった。
前作に続き、カニの「キョロスケ」など頼れる仲間が登場しており、ギミック攻略やボス戦で重要な役割を果たしている。各ステージの最後には強力なボスが待ち受けているため、ボスごとに異なる攻撃パターンを読み解く戦略性が必要。『伝説のスタフィー2』は、前作からの進化を遂げた魅力的なタイトルであり、可愛らしいキャラクターたちとともに、広がる海の冒険を楽しめる作品。
29位:MOTHER3
世界売上本数 | ‐ |
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国内売上本数 | 36.8万本 |
発売日 | 2006年4月20日 |
「奇妙で、おもしろい。そして、せつない。」
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第29位は、『MOTHER3』。2006年4月20日に任天堂から発売されたゲームボーイアドバンス用のRPGで、『MOTHER』シリーズの第3作目。国内売上本数39.6万本を記録している。
物語の舞台は「ノーウェア島」。主人公のリュカは、家族や仲間たちとともに、島に侵攻してくる「ブタマスク軍」の陰謀に立ち向かう。物語は章立てで進行し、各章ごとに異なる視点やキャラクターが描かれる独特の構成となっている。
敵のBGMに合わせてボタンをタイミングよく押すことで、連続攻撃が可能になる「サウンドバトル」システムを採用。シリーズ特有のユーモアや風刺が随所に散りばめられており、プレイヤーを楽しませてくれる。感動的なストーリーも魅力的で、家族愛や友情、喪失と成長など、深いテーマが描かれており、多くのプレイヤーの心を打った。
30位:ファミコンミニ スーパーマリオブラザーズ2
世界売上本数 | ‐ |
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国内売上本数 | 36.5万本 |
発売日 | 2004年8月10日 |
ゲームボーイアドバンス(GBA)売上販売本数ランキング歴代累計第30位は、『ファミコンミニ スーパーマリオブラザーズ2』。2004年8月10日任天堂から発売されたGBA用のアクションゲームで、前作『スーパーマリオブラザーズ』の続編。国内売上本数36.5万本を記録している。
前作をクリアしたプレイヤー向けに設計されており、複雑なステージ構成や新たなトラップが多数追加されている。難易度の高さから「死にゲー」としても知られるほど。新アイテム『毒キノコ』の登場により、一見すると通常のキノコに見えるものの、取るとダメージを受けるため、注意が必要。風の要素が追加されたことで、ステージによっては風が吹きマリオの動きに影響を与える場面がある。
本作は、難易度の高さから当時のプレイヤーに大きな挑戦を与え、コアゲーマーから高い支持を得ている。その一方で、「難しすぎる」という声もあり、カジュアルプレイヤーにはハードルが高いと感じられる場合もある。
『スーパーマリオブラザーズ2』は、アクションゲーム好きや、手ごたえのある挑戦を求める方に特におすすめの作品。ぜひ一度その高難易度に挑戦してみてほしい。
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