本記事では、ライトノベル(ラノベ)の売上発行部数をランキング形式で紹介しています。(シリーズ歴代累計)
ライトノベル作品には様々な人気作品が存在します。「自分の好きな作品がどのくらいの順位なのか」、「どのような作品があるのか」気になる人も多いと思います。
そこで本記事では、あらすじからおすすめポイントまでを徹底的に紹介しています。
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】:1位~10位
1位:転生したらスライムだった件
累計売上発行部数 | 4500万部 |
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著者 | 伏瀬 |
ジャンル | 異世界ファンタジー、なろう系 |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第1位は、『転生したらスライムだった件』。
伏瀬氏によるライトノベル作品です。もともとは小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されており、その後書籍化されて大きな人気を博しました。
ストーリーの概要
現実世界で平凡な生活を送っていたサラリーマン・三上悟は、通り魔に刺されて命を落とす。死の間際に浮かんだ願望が、「異世界でスライムに転生する」という形で実現。スライムとして目覚めた彼は、強力なスキル「大賢者」や「捕食者」を駆使し、成り上がっていく。
魔物たちが住む国「テンペスト」を築きながら、リムルは次第に世界の勢力図に影響を与える存在となっていく。
- スローライフから成り上がりへ
初めはスローライフ的な展開から始まるものの、仲間を守るために奮闘するリムルの姿が物語の軸となります。 - 独自のスキルシステム
異世界のスキルや魔法の設定が緻密に作り込まれており、「捕食者」「大賢者」「究極能力(アルティメットスキル)」など、リムルが成長していく過程が丁寧に描かれています。 - 魅力的なキャラクター
リムルを中心とした魔物や魔王たち、異世界の住民との交流が物語を彩ります。 - 長期的な展開
世界の歴史や勢力関係が徐々に明らかになるため、物語が進むにつれてスケールが大きくなります。

主人公がスライムに転生し、最弱の存在から成り上がっていく過程を描いた異世界転生作品です。ユニークな設定、成り上がりストーリー、多様なキャラクターたちとの交流、戦闘シーンなどが魅力で、多くのファンを惹きつけています。
転生したらスライムだった件
既刊21巻(2014年~)
2位:薬屋のひとりごと
累計売上発行部数 | 3800万部 |
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著者 | 日向夏 |
ジャンル | 中華風ミステリー、ラブコメ |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第2位は、『薬屋のひとりごと』。
日向夏(ひゅうがなつ)による日本の小説作品で、独特な舞台設定やミステリー要素、主人公のユニークなキャラクター性が人気を集めています。もともとはWeb小説として連載されていましたが、書籍化、漫画化、アニメ化といった多方面に展開されています。
あらすじ
物語の舞台は、中華風の架空の宮廷。主人公の猫猫(マオマオ)は、薬草や毒物に精通した薬師の少女。拉致されて後宮の下働きとしてこき使われていた彼女は、自身の薬学知識をひた隠しにして平穏を望んでいた。
しかし、後宮で起きる不可解な事件や病を目の当たりにした猫猫は、その鋭い観察眼と知識を使い、謎を解き明かしていく。
- ミステリーと推理要素
宮廷内で起きる毒殺や謀略、奇病など、さまざまな事件が描かれ、猫猫が次々にその真相を解き明かしていく。 - 中華風の世界観
架空の中国風宮廷を舞台にした歴史ファンタジーであり、独特の文化や生活感がリアルに描かれています。 - ユニークな主人公
猫猫は毒や薬に異常なまでの興味を持つ変わり者であり、その合理的かつ皮肉な視点が物語を引き立てます。 - 人間ドラマ
宮廷内の複雑な人間関係や、社会的な身分の差が丁寧に描かれています。

猫猫の鋭い洞察力と推理が、事件の解決につながる様子が痛快。中華風の食文化や衣装、礼儀作法などの豊かな文化描写が物語の背景を彩ります。
猫猫と壬氏のやりとりをはじめ、コミカルなやり取りも面白い!
薬屋のひとりごと (ヒーロー文庫)
既刊15巻(2014年~)
3位:とある魔術の禁書目録
累計売上発行部数 | 3100万部 |
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著者 | 鎌池和馬 |
ジャンル | 学園、バトルアクション、ファンタジー、SF |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第3位は、『とある魔術の禁書目録』。
鎌池和馬によるライトノベルを原作とする作品です。科学と魔術が交錯する壮大な世界観と、ユニークなキャラクターたちが織りなす物語で、多くの読者に愛されています。
あらすじ
超能力開発が行われる都市「学園都市」。そこでは「科学サイド」と、魔術や宗教組織が絡む「魔術サイド」が並行して存在しています。
主人公の上条当麻は、右手に宿る異能「幻想殺し(イマジンブレイカー)」を持つ高校生。ある日、彼はベランダに引っかかっていたシスター服の少女インデックスと出会う。彼女は10万3000冊もの魔道書を記憶する「禁書目録(インデックス)」として、魔術サイドから追われていた。
- 科学と魔術の融合
科学的な理論で生まれた「超能力(レベル5)」と、神秘的な魔術が共存し、互いに干渉し合う世界観が斬新です。 - 多彩なキャラクター
主人公の上条当麻を中心に、科学・魔術の両サイドから個性豊かなキャラクターが多数登場します。 - 壮大なストーリー展開
学園都市の内部や外部の勢力が絡み合い、世界規模の陰謀や戦争が描かれます。 - 深いテーマ性
「善悪の相対性」や「個人の信念」など、シンプルなバトルもの以上の哲学的要素が含まれています。

科学と魔術の要素が緻密に設定され、読者を引き込む膨大な世界観が魅力的。
科学と魔術が交錯する独特の戦闘描写が見どころです。
世界規模の事件から個人的なドラマまで、幅広いテーマを網羅した長期的なストーリーにも注目!
シリーズ構成
- とある魔術の禁書目録 (電撃文庫)
- 全22巻+短編集2巻(2004~2011年)
- 上条当麻とインデックスを中心に、学園都市と魔術サイドの対立が描かれる。
- 新約 とある魔術の禁書目録 (電撃文庫)
- 全23巻(2011~2019年)
- 世界規模の戦争や新たな脅威が展開。
- 創約とある魔術の禁書目録 (2020年~)
- 現在進行中。新たなストーリーラインが展開。
4位:ソードアート・オンライン
累計売上発行部数 | 3000万部 |
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著者 | 川原礫 |
ジャンル | VRMMORPG・サイバーパンク・バトルアクション |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第4位は、『ソードアート・オンライン』。
川原礫(かわはられき)によるライトノベル作品で、オンラインゲームを舞台にした仮想世界の冒険と人間ドラマを描いた人気シリーズです。物語は、仮想空間での生死をかけた戦いを中心に展開され、多くの読者や視聴者から愛されています。
あらすじ
西暦2022年、最新のVR技術によって作られたオンラインゲーム「ソードアート・オンライン(SAO)」が正式リリースされる。しかし、1万人のプレイヤーがゲームにログインした直後、開発者の茅場晶彦(かやばあきひこ)により、ログアウトが不可能であることが宣言される。さらに、このゲーム内で死ぬと現実世界でも死ぬという過酷なルールが告げられる。
- 仮想世界のリアリティ
最新技術を取り入れた「フルダイブ」システムや仮想空間の描写が非常に詳細で、ゲーム好きの読者を引き込む設定が魅力。 - 多様なテーマ
生と死、友情、恋愛、倫理観、技術の進化による問題など、物語を通じて深いテーマが扱われています。 - スピード感のあるバトル描写
主人公キリトを中心に繰り広げられるバトルシーンは迫力があり、読者を飽きさせません。 - キャラクターの成長
キリトやアスナをはじめ、登場キャラクターが物語を通じて成長していく姿が丁寧に描かれています。

ゲーム好きや仮想世界に興味がある人々に特に愛される作品です。緻密な世界観やアクションだけでなく、キャラクターたちの感情や成長を深く描いたストーリーが魅力的です。原作を読むことで、アニメや映画では伝わりきらない細部まで楽しめます!
ソードアート・オンライン アインクラッド (電撃文庫)
既刊28巻(2009年~)
5位:魔法科高校の劣等生
累計売上発行部数 | 2500万部 |
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著者 | 佐島勤 |
ジャンル | 学園、SF、ファンタジー、バトル |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第5位は、『魔法科高校の劣等生』。
佐島勤(さじまつとむ)によるライトノベル作品で、魔法と科学が融合した近未来の世界を舞台に、主人公兄妹の活躍や成長、社会の葛藤を描いた人気シリーズです。高度な魔法技術や戦略性、緻密なキャラクター設定が特徴的です。
あらすじ
主人公の司波達也とその妹司波深雪は、国立魔法大学附属第一高校(通称:魔法科高校)に入学。この学校では、成績に応じて生徒がエリートの「一科生」(ブルーム)と劣等生の「二科生」(ウィード)に分けられます。
達也は「劣等生」として入学しますが、実際には規格外の魔法技術と頭脳を持つ天才で、戦略魔法や工学技術において突出した能力を秘めています。
- 魔法と科学の融合
魔法を科学技術として体系化した設定がユニークで、緻密な説明や設定が作品全体にリアリティを与えています。 - キャラクターの個性
達也と深雪をはじめ、個性的で魅力的なキャラクターが多数登場。彼らの成長や人間関係が物語の深みを増しています。 - バトルシーンの戦略性
魔法の特性や戦略を活かしたバトル描写が魅力的で、頭脳戦が多い点が特徴です。 - 社会問題や政治要素
魔法使いの地位や人種差別、国際情勢など、社会的テーマも取り上げられています。

緻密な設定とキャラクターの成長、複雑な社会構造を描いたSF作品として、幅広い層に支持されています。バトルと知略が交差するストーリーは、ライトノベル初心者からコアな読者まで楽しめる内容です。アニメや漫画版とあわせて、原作小説でより深い物語の魅力を味わってみてください!
魔法科高校の劣等生 (電撃文庫)(2011年~2020年)
全33巻(完結済み)
6位:涼宮ハルヒシリーズ
累計売上発行部数 | 2000万部 |
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著者 | 谷川流 |
ジャンル | 学園、SF、セカイ系 |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第6位は、『涼宮ハルヒシリーズ』。
谷川流(たにがわ ながる)によるライトノベルシリーズで、イラストはいとうのいぢが担当しています。シリーズは角川スニーカー文庫(KADOKAWA)から刊行され、2003年に第1巻『涼宮ハルヒの憂鬱』が発売されました。現在までに13巻が刊行されており、最新巻は2024年に発売された『涼宮ハルヒの劇場』です。
あらすじ
普通の高校生であるキョンは、クラスメイトの涼宮ハルヒに出会い、彼女の興味が「宇宙人、未来人、超能力者」といった非日常的な存在にあることを知ります。ハルヒは、自ら「SOS団」(世界を大いに盛り上げる涼宮ハルヒの団)を結成し、キョンや他のメンバーたちとともに奇妙な出来事に巻き込まれていきます。
- ユニークなキャラクター設定と独特のストーリー。
- アニメや映画化など多彩なメディア展開。
- 特に2006年に放送されたアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』が大きな話題となり、作品の人気を不動のものにしました。

シリーズは、普通の日常に非日常が絡み合う斬新な物語展開が魅力で、多くのファンに愛されています。興味があればぜひ手に取ってみてください!
主な巻
- 涼宮ハルヒの憂鬱(2003年) – ハルヒとキョンの出会い、SOS団の結成。
- 涼宮ハルヒの溜息(2003年) – 学園祭の映画制作に挑むエピソード。
- 涼宮ハルヒの退屈(2004年) – 短編エピソードを収録。
- 涼宮ハルヒの消失(2004年) – ハルヒが突然姿を消すミステリアスな展開。
- 涼宮ハルヒの暴走(2004年) – 短編中心の巻。
- 涼宮ハルヒの動揺(2005年) – 短編を含むエピソード。
- 涼宮ハルヒの陰謀(2005年) – 長編エピソード。
- 涼宮ハルヒの憤慨(2006年) – 短編を収録。
- 涼宮ハルヒの分裂(2007年) – 長編の前編。
- 涼宮ハルヒの驚愕(2011年) – 長編エピソード。
- 涼宮ハルヒの劇場(2024年) – 新たな物語が展開。
7位:スレイヤーズ
累計売上発行部数 | 2000万部 |
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著者 | 神坂一 |
ジャンル | ファンタジー、冒険、コメディ |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第7位は、『スレイヤーズ』。
神坂一(かみさか はじめ)による日本のライトノベルシリーズです。イラストはあらいずみるいが担当しています。1990年に富士見ファンタジア文庫から第一巻『スレイヤーズ!』が刊行され、シリーズは今も続いており、多くのファンに愛される作品となっています。
あらすじ
物語の主人公は、強力な魔道士であるリナ=インバース。彼女は非常に強力な魔法使いで、冷徹で高飛車な性格の一方、非常に面倒見の良い一面も持っています。リナは旅をしながら、様々な冒険を繰り広げることになります。
物語では、リナが仲間たち(主にガウリイやアメリア、ゼルガディスなど)とともに、悪党や魔族、ドラゴンなどの強大な敵と戦い、世界の危機を救う姿が描かれます。
- バトルと魔法
魔法バトルはこの作品の大きな魅力の一つです。
バトルは派手で、魔法の演出や連携が見どころです。 - ユーモアとシリアスのバランス
リナが自己中心的である一方で、彼女の仲間たちはそれに振り回されつつも友情を深めていきます。仲間たちとの掛け合いやシリアスなシーンの中でのコメディ要素が、作品に柔軟なテンポと魅力を与えています。 - 壮大なストーリーと世界観
物語は単なる冒険物語にとどまらず、神話や古代文明、魔王の復活といった壮大なテーマも絡みます。魔法と剣が交差するファンタジー世界で、次々と現れる強大な敵や謎の組織、強力な魔法道具が物語を盛り上げます。 - ドラマチックでシリアスなシーン
コメディ要素が強い一方で、シリアスでドラマチックなシーンも多く、特に魔王や古代の強敵との戦い、仲間を守るための決意が描かれる場面は心に響きます。リナが仲間のために戦う姿勢や、自己犠牲を含んだ決断が作品に深みを加えます。

ファンタジーの要素を豊富に取り入れた冒険物語であり、ユーモアとシリアスを絶妙に組み合わせた作品です。強力な魔法を使う主人公リナと彼女の仲間たちとの冒険を描き、バトルや成長、友情など、さまざまなテーマが絡み合います。
スレイヤーズ (新装版) (富士見ファンタジア文庫)(1990年~)
既刊17巻(新装版)
8位:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
累計売上発行部数 | 1700万部 |
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著者 | 大森藤ノ |
ジャンル | 冒険、バトル、ファンタジー |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第8位は、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』。
大森藤ノ(おおもり ふじの)によるライトノベルシリーズで、イラストはヤスダスズヒトが担当しています。シリーズは、2013年1月からGA文庫(SBクリエイティブ)から刊行され、現在も続いています。なお、シリーズの英訳もされており、海外にも多くのファンがいます。
あらすじ
物語は、神々が人々の生活を守り導く異世界の都市オラリオを舞台にしています。主人公は、まだ駆け出しの冒険者である少年ベル・クラネル。ベルは、冒険者として成長することを目指し、最も有名なダンジョン「地下迷宮」で冒険を繰り広げています。
彼の目標は、神々の中でも最強とされる冒険者になること。しかし、成長の過程では数々の困難や強力なモンスター、陰謀などに立ち向かわなければならず、物語は次第に壮大なスケールに発展していきます。
- 物語の流れ
物語は主に主人公であるベル・クラネルの成長を中心に進行します。ダンジョン探索の中で経験値や力を得ることで成長していき、同時に仲間やライバル、恋愛関係が描かれます。 - 巻ごとのテーマ
各巻は異なる冒険や出来事を中心に進行しますが、全体としては「ダンジョンでの冒険」「仲間との絆」「神々と冒険者の関係」を掘り下げていきます。主要なアークには、ベルとアイズ・ヴァレンシュタインの関係や、ヘスティア・ファミリアの成長、ダンジョンの深層に関わる謎の解明が含まれています。 - キャラクター間の交流
ベルを中心とするキャラクター同士の交流や、神々との関係がストーリーの進行に大きな影響を与えます。

冒険と成長の物語に加えて、キャラクター同士のドラマや絆、さらには神々との関わりが絶妙に絡み合っている点です。アクションとバトルが進行しつつ、キャラクター同士の感情的なつながりも描かれることで、深い感動を与える構成となっています。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (GA文庫)
既刊20巻(2013年~)
9位:無職転生
累計売上発行部数 | 1553万部 |
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著者 | 理不尽な孫の手 |
ジャンル | 異世界ファンタジー、なろう系 |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第9位は、『無職転生』。
理不尽な孫の手による日本のライトノベルシリーズで、イラストはシロタカが担当しています。このシリーズは、もともとウェブ小説として書かれ、後にMFブックスから書籍化されました。
あらすじ
物語は、主人公が事故で命を落とし、転生した先の異世界で再び生きる姿を描いています。転生先の世界で、主人公はルーデウス・グレイラットという名の赤ん坊に生まれ変わりますが、記憶と意識は前世のものをそのまま引き継いでいます。
彼は前世で無職で社会的にも孤立していたが、この異世界では本気で生きる決意をし、過去の過ちを償うべく、様々な冒険を繰り広げることになります。
- キャラクターの成長
主人公ルーデウスは、前世で無職だった中年男性が異世界で赤ん坊として転生し、人生をやり直す決意を固めます。彼の成長と冒険が描かれ、感情の変化や努力が魅力的です。 - 異世界の深い設定
異世界に転生した後、魔法や冒険、異種族との関係など、世界観が非常に詳細に作り込まれており、物語に没入しやすいです。 - 人間ドラマの描写
物語は単なる冒険ではなく、家族や仲間との絆、恋愛、失敗を乗り越える成長など、人間ドラマが大きな魅力となっています。 - リアリズムと倫理観
物語には多くのリアルな問題や倫理的なジレンマが含まれており、主人公の選択が物語をより深くしています。

本作の特徴は、転生した主人公が過去の失敗から学び、異世界での冒険と成長を通じて新たな人生を切り開くというテーマにあります。異世界の豊かな設定、キャラクター同士の関係、そしてシリアスで心に残る物語が魅力的で、異世界転生ジャンルの中でも特に深みのある作品といえるでしょう。
無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 1 (MFブックス)
全26巻(2014年~2022年)
10位:カゲロウデイズ
累計売上発行部数 | 1500万部 |
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著者 | じん(自然の敵P) |
ジャンル | 青春 |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第10位は、『カゲロウデイズ』。
じぇんとるによる日本のライトノベルシリーズです。イラストはしらびが担当しており、物語はもともと、ボカロ(Vocaloid)楽曲をベースにしたシリーズとして有名です。ライトノベルは、2012年にアスキー・メディアワークス(現・KADOKAWA)から第1巻が刊行され、その後、人気を集めました。
あらすじ
物語は、異なる時間や空間で繰り広げられる、奇妙な出来事と謎に包まれた世界を描いています。主要な登場人物たちは、ある「カゲロウプロジェクト」と呼ばれるグループに関わる者たちで、彼らはそれぞれ異なる能力や特異な力を持っています。
物語のキーポイントとなるのは、「エネ」と呼ばれる不思議な少女や、「メカクシ団」というグループの面々です。
- 時系列が複雑
物語は複数の視点や時間軸で進行します。特にキャラクターごとに異なるエピソードが描かれるため、物語が進むうちにキャラクターのバックストーリーや事件の真相が明かされていきます。最初の段階では謎めいた出来事が描かれ、徐々にそれが解き明かされる構成です。 - 「カゲロウデイズ」とその意味
物語のタイトル「カゲロウデイズ」は、蜃気楼(カゲロウ)や虚構を象徴しています。主人公たちが持つ特殊能力や、それにまつわる出来事が虚実を交錯させるため、このタイトルが示す意味が物語のテーマと関連しています。 - シリアスとコミカルのバランス
物語の本筋はシリアスでダークな要素が強いですが、キャラクターたちのやりとりや日常的なシーンではコミカルな側面も見られます。特に、キャラクター間の対話や関係が物語を引き立てています。

視点の交錯や時間軸を入れ替える構成が特徴的な作品で、キャラクターごとの成長や秘密が物語の進行に大きな影響を与えます。音楽が物語に深く関わり、シリアスなテーマとコミカルな要素が融合したユニークなストーリーテリングが、視聴者や読者を魅了し続けています。
カゲロウデイズ -in a daze- (KCG文庫)
全8巻(2012年~2017年)
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】:11位~20位
11位:魔術士オーフェン
累計売上発行部数 | 1400万部 |
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著者 | 秋田禎信 |
ジャンル | ファンタジー |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第11位は、『魔術士オーフェン』。
秋田禎信によるライトノベルシリーズで、1996年から富士見ファンタジア文庫(KADOKAWA)から刊行されています。この作品は、オーフェンというキャラクターを中心にした物語であり、『魔術士オーフェン』シリーズの続編として位置づけられています。
あらすじ
『魔術士オーフェンはぐれ旅』は、主人公オーフェン(オーフェン・アラウダ)が、師匠であるフレイムヘイズの行方を追いながら旅を続ける物語です。前作から数年後、オーフェンは過去の出来事に縛られることなく、自由な生き方をしているものの、世界で起こる様々な事件に巻き込まれていきます。
- 冒険と成長の物語
オーフェンはただの魔術士でなく、成長するキャラクターとして描かれます。シリーズ全体を通して、彼が持つ力や知恵が試され、物語の中で深い成長を遂げていきます。 - 仲間との絆
オーフェンの冒険は、仲間たちとの絆を深める旅でもあります。彼と仲間たちが関わり合い、困難に立ち向かう姿が大きなテーマとなっています。 - 魔術と冒険の世界観
魔術が存在するファンタジー世界における戦い、冒険、謎解きが大きな要素となり、その世界のルールや力が物語を進行させます。魔術を使った戦闘や、神秘的な力を求める冒険が魅力的に描かれます。 - ダークファンタジーの要素
物語にはダークファンタジー的な側面もあり、魔術や冒険の中で、時に深刻な問題や人間の闇に触れることもあります。

複雑なキャラクター描写とファンタジー世界の魅力的な設定、魔術の力を駆使した冒険が特徴の作品です。アニメとライトノベルの両方でそれぞれ異なる構成が取られており、シリーズ全体を通してオーフェンの成長や仲間との絆、そして魔術を巡る物語が展開されていきます。
魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版1 (TOブックスラノベ)
既刊23巻(新装版)
12位:オーバーロード
累計売上発行部数 | 1400万部 |
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著者 | 丸山くがね |
ジャンル | 異世界、ダーク・ファンタジー、なろう系 |
あらすじ
オンラインゲーム「ユグドラシル」の最終日、ゲームにログインしていた鈴木悟は、ゲーム世界が現実の異世界として存在することに気づく。
彼は自分が支配者として君臨していた「ナザリック地下大墳墓」とともにその世界へ転移し、アンデッドの魔導王アインズ・ウール・ゴウンとして行動を開始。
圧倒的な力とナザリックの強大な守護者たちを従え、彼は新たな世界での生存と、かつての仲間たちの足跡を探るため、少しずつその支配領域を広げていく。
- 「支配者」の視点
一般的な異世界作品とは異なり、主人公が圧倒的な力を持ち、世界を支配する視点で物語が進行。 - 詳細な世界観設定
ナザリックの構造や登場キャラクターの背景、ゲーム時代の設定まで緻密に描かれる。 - 多彩なキャラクター
ナザリックの守護者たち(アルベド、シャルティア、デミウルゴスなど)の個性的な描写。 - 重厚なストーリー展開
軍事・政治・策略を駆使したリアルな覇権争いが描かれる。 - ダークなテーマ
主人公たちの冷酷さや、弱者の視点で描かれる絶望的な状況も魅力。

書籍ではさらに詳細な心理描写や設定が楽しめます。特に、原作ではモモンガや守護者たちの個々の行動理由が丁寧に描かれています。
『オーバーロード』は、異世界ファンタジーでありながら戦略・群像劇としての深みがあり、重厚な物語を楽しむことができます。
オーバーロード1 不死者の王
既刊16巻
13位:Re:ゼロから始める異世界生活
累計売上発行部数 | 1300万部 |
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著者 | 長月達平 |
ジャンル | 異世界、ダーク・ファンタジー、ループもの |
あらすじ
無職の青年菜月昴(なつき すばる)は、ある日コンビニ帰りに突如異世界へ召喚される。しかし、特別な能力も与えられないまま、無力な状況で命を落としてしまう。そこで彼は、自分に「死ぬことで時間を巻き戻す」能力「死に戻り」があることを知る。
限られた情報と、繰り返される死と絶望の中で、昴は出会った少女エミリアを守るため、数々の困難に立ち向かうことを決意する。
- 「死に戻り」という斬新な設定
主人公が何度も死を経験しながら、最善の結果を目指して行動するシステムが独特。 - 人間味のある主人公
昴は初期こそ未熟で脆弱だが、死と絶望を経て少しずつ成長する姿が感動的。 - 多彩なキャラクター
ヒロインのエミリアやレムをはじめ、魔女や王候補者、大罪司教など多くの魅力的なキャラクターが登場。 - 重厚な世界観
魔女や大罪司教、王選など、奥深い設定と謎が展開に緊張感を与える。 - 心理描写の深さ
キャラクターの内面描写が細かく、特に絶望からの再起や葛藤が丁寧に描かれる。

『Re:ゼロから始める異世界生活』は、シリアスな展開と深いキャラクター描写、独特の設定が絶妙に絡み合った物語で、多くの読者・視聴者を魅了しています。
Re:ゼロから始める異世界生活 1 (MF文庫J)
既刊39巻(本編)
14位:盾の勇者の成り上がり
累計売上発行部数 | 1300万部 |
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著者 | アネコユサギ |
ジャンル | 冒険、異世界ファンタジー |
あらすじ
主人公の岩谷尚文は、大学生でありながら古本屋で見つけた「四聖武器書」という本を読んでいたところ、異世界に召喚される。
召喚された尚文は「盾の勇者」に選ばれるが、同じく召喚された剣・槍・弓の3人の勇者と比べ「攻撃力がない盾」という理由で軽んじられる。さらに王国や仲間の裏切りに遭い、窮地に立たされる。
- 異色の「盾」という武器
異世界召喚ものでは珍しい、攻撃能力を持たない「盾」が主人公のメイン武器。
「防御力」で戦うスタイルやスキル、戦術が作品の大きな特徴。 - ダークなスタート
物語序盤、主人公は仲間や国から裏切られ、人々からも嫌われる状況に陥る。
復讐心や孤独が主軸となるが、仲間との絆を通して成長していく過程が魅力。 - 濃密なキャラクター描写
ヒロインのラフタリアをはじめ、仲間たちの個性や成長が丁寧に描かれる。
特にラフタリアは尚文の最初の理解者であり、彼の精神的支えとなる重要な存在。 - 異世界の独自システム
「レベルアップ」や「スキルツリー」などゲーム的な要素が作品内に登場。
四聖武器や波(異世界の危機)など、詳細な設定が物語に深みを与える。 - 物語の幅広いテーマ
復讐や信頼、成長といったテーマが根底にあり、キャラクターたちの心理描写がリアル。
中盤以降は勇者としての使命や世界の謎に迫る壮大な展開に発展。

苦難に立ち向かう主人公の成長物語と、異世界ファンタジーの奥深い世界観が魅力です。特に「防御型の勇者」というユニークな設定が、読者に新鮮な印象を与えています。
盾の勇者の成り上がり (MFブックス)
既刊22巻
15位:十二国記
累計売上発行部数 | 1280万部 |
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著者 | 小野不由美 |
ジャンル | 歴史、伝奇、ファンタジー、群像劇 |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第15位は、『十二国記』。
日本の作家・小野不由美によるファンタジー小説シリーズです。物語は、架空の世界である「十二の国」を舞台に、各国の王や民、そしてその世界に関わる人々の運命を描いています。シリーズの特徴として、深い世界観、政治的な陰謀、登場人物の成長、哲学的なテーマが挙げられます。
あらすじ
『十二国記』は、異世界の「十二の国」という場所で展開される物語です。各国には、王が存在し、王には神のような存在である天命が与えられています。物語の中心となるのは、さまざまな国での王の選出、王の力とその背負う宿命、人間ドラマが絡み合う展開です。
物語の最初では、現代の日本に暮らす高校生の中島陽子が異世界に転移し、妃として選ばれるところから始まります。
- 多様なキャラクター
『十二国記』は、登場人物が非常に多く、各キャラクターがそれぞれの背景や目的を持っています。物語が進むにつれて、キャラクター同士の関係が深まり、その成長が描かれます。特に王たちや妃、または王の周りで仕える人々の物語が色濃く描かれています。 - 世界観と政治
物語の舞台となる「十二の国」には、それぞれ異なる文化や価値観、社会制度があります。それぞれの国が直面する問題や、人々の生き様、王の選び方がテーマとなっています。これらは、単なるファンタジーにとどまらず、現実世界における政治的な問題や人間ドラマを反映しています。 - 神話や哲学的な要素
十二国記には、王と天命、神々との関わりなど、神話的要素が多く含まれています。また、物語の中で登場人物が直面する選択や価値観の違いについて、哲学的な要素も強くなっています。 - 深い社会構造と歴史
各国は、それぞれに独自の社会構造を持ち、王政がどのように機能しているのか、そして国の歴史が物語に大きな影響を与えることが多いです。時には歴史的な背景が重要な鍵となり、過去の出来事が現在の物語に深く関わってきます。

深い世界観と魅力的なキャラクターたちが織り成す壮大な物語で、多くの読者に愛され続けています。異世界転生や王の責務、命の選択といったテーマが盛り込まれており、ただのファンタジー作品にとどまらず、政治的な要素や哲学的な要素を取り入れた深い物語です。
魔性の子 十二国記
0~11巻(2012年~2014年)
白銀の墟 玄の月 (続編)
1~4巻(2019年~)
16位:フルメタル・パニック!
累計売上発行部数 | 1150万部 |
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著者 | 賀東招二 |
ジャンル | 学園ミリタリーアクション、ラブコメ、SF |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第16位は、『フルメタル・パニック!』。
賀東招二によるライトノベルシリーズで、アニメ化や漫画化もされている人気作品です。ミリタリー、SF、学園ラブコメが融合した独特の作風が特徴で、多くのファンに支持されています。
あらすじ
世界には、現代の科学では説明がつかない技術や知識を持つ「ウィスパード」と呼ばれる少女たちが存在していた。その1人である千鳥かなめは、テロ組織から狙われることに。その護衛任務に就いたのが、秘密軍事組織「ミスリル」の若き兵士相良宗介だった。
宗介とかなめを中心に、軍事アクションや学園コメディ、そして徐々に明らかになるウィスパードを巡る陰謀が描かれる。
- ミリタリーとSFの融合
最新兵器やロボット(アーム・スレイブ)の戦闘描写が緻密で迫力満点。 - 相良宗介という異色の主人公
軍人としては超一流だが、日常生活では非常識な行動を繰り返すキャラクターが魅力。 - コメディとシリアスの絶妙なバランス
コメディパートとシリアスパートのギャップが大きい。 - キャラクターの成長
宗介とかなめの関係性を中心に、キャラクターの成長が丁寧に描かれる。

『フルメタル・パニック!』は、笑いと感動、そしてスリルが詰まった作品です。ミリタリーSFが好きな方だけでなく、青春ドラマやラブコメ要素を楽しみたい方にもおすすめのシリーズです!
フルメタル・パニック!(新装版) (富士見ファンタジア文庫)
全12巻(新装版)
17位:本好きの下剋上
累計売上発行部数 | 1100万部 |
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著者 | 香月美夜 |
ジャンル | 異世界ファンタジー |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第17位は、『本好きの下剋上』。
香月美夜(かつきみや)による日本のライトノベル作品で、異世界転生をテーマにしながら「本」と「知識」を中心に描いたユニークな作品です。
あらすじ
現代日本で司書になる夢を持っていた主人公は、不慮の事故で命を落としてしまう。目を覚ますと、そこは異世界。貧しい平民の少女、マインとして転生していた。
その世界では書物はとても高価で、庶民には手が届かない贅沢品。本がない生活に絶望したマインは、自分で本を作ることを決意。知識を活かして紙やインクの製造から始める中で、次第に周囲の人々を巻き込みながら成り上がっていく――。
- 異世界転生×本への情熱
主人公が「本を読むために何でもする」という独特の動機で行動し、物語が進むにつれて周囲の社会や文化に影響を与える。 - 異世界のリアルな社会描写
身分制度や経済格差、宗教的な権威などが詳細に描かれ、異世界ながら現実味のある世界観が特徴です。 - 地道な努力と知識の応用
近代的な技術や知識を駆使しながら、紙やインク、製本の製造プロセスを丁寧に描写。発明や改良を通して社会の発展を後押しします。 - 濃厚な人間ドラマ
マインが家族や周囲の人々と築く絆、立場の違いから生じる葛藤や困難が感動的に描かれています。 - 長期にわたるストーリー構成
主人公の成長や社会での地位向上が丁寧に描かれ、序盤の平民時代から貴族社会への進出、さらには異世界全体に影響を与える存在となる過程が魅力です。

『本好きの下剋上』は、物語性やキャラクターの成長をじっくり楽しみたい読者に特におすすめの一作です!
- 本好きの下剋上 第一部「兵士の娘」
主に紙や本を作るための試行錯誤と、家族や平民生活での奮闘を描く。 - 本好きの下剋上 第二部 「神殿の巫女見習い」
マインが神殿に入り、巫女見習いとして活動する中で、身分制度や貴族社会との関わりが始まる。 - 本好きの下剋上 第三部 「領主の養女」
マインが貴族の養女となり、より大きな責任と危険に直面する。 - 本好きの下剋上 第四部 「貴族院の自称図書委員」
貴族院での学びや試練を通じて成長し、図書館での活動を目指す。 - 本好きの下剋上 第五部「女神の化身」
マインが世界に大きな影響を与える立場となり、物語のクライマックスへ向かう。
18位:灼眼のシャナ
累計売上発行部数 | 1080万部 |
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著者 | 高橋弥七郎 |
ジャンル | バトル、ファンタジー、ラブコメ、現代学園異能 |
あらすじ
平凡な高校生、坂井悠二はある日、突如として日常が崩壊する。彼の目の前で「燐子」と呼ばれる異形の怪物が現れ、人々を襲い始めたのだ。悠二もまた犠牲になるかと思われたその瞬間、紅蓮の炎を纏った少女が現れる。彼女は「フレイムヘイズ」と名乗り、怪物たちと戦う存在だった。
悠二はその戦いの中で、自身が「存在の力」を奪われた「トーチ」となり、消える運命にあることを知る。
- 独自の世界観
「紅世の徒」や「存在の力」といったオリジナルの設定が物語の核。
現実世界と異世界が交錯し、日常と非日常が融合した舞台設定。 - 魅力的なキャラクター
坂井悠二の成長や、シャナとの関係が物語の大きな柱となっている。
ライバルキャラクターや紅世の徒など、多彩なキャラクターたちが作品を彩る。 - バトルアクション
「存在の力」を駆使したフレイムヘイズと紅世の徒との戦いが魅力。
剣技や魔法のようなスキルが多彩で、戦闘シーンの描写が非常に詳細。 - 恋愛要素と成長
バトルの合間に描かれるシャナと悠二の関係性や、シャナの内面の成長が物語を豊かにしている。
悠二が普通の少年から、物語の核心に迫る存在へと変わっていく過程も見どころ。 - 壮大なスケールの物語
物語は徐々にスケールアップし、個人の戦いから世界規模の戦争へと展開。
最終的には紅世と現実世界の存亡をかけた戦いに発展する。

ファンタジー好きやキャラクター重視の読者に強くおすすめできる作品です。初巻から順番に読み進めることで、物語の成長や変化を存分に楽しむことができます。
灼眼のシャナ (電撃文庫)
全28巻(本編全22巻+短編全6巻)
19位:この素晴らしい世界に祝福を!
累計売上発行部数 | 1000万部 |
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著者 | 暁なつめ |
ジャンル | 冒険、異世界ファンタジー、コメディ |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第19位は、『この素晴らしい世界に祝福を!』。
暁なつめによる異世界コメディライトノベルです。ギャグ満載の展開や個性豊かなキャラクターたちが人気を博し、アニメやゲームなどさまざまなメディアミックスも展開されています。
あらすじ
引きこもりの高校生、佐藤和真(カズマ)は、交通事故で命を落としたかと思いきや、女神アクアの前で目を覚ます。アクアは「異世界で新たな人生を送るか、天国へ行くか」を選択肢として提示し、異世界での冒険を薦める。
一つだけ好きなものを異世界に持っていけると聞いたカズマは、アクア自身を選んで連れていくことに。しかし、待ち受けていたのはモンスターや借金、無茶苦茶な仲間たちとのハチャメチャな日常。
- 異世界×コメディ
異世界転生ものの王道要素を盛り込みつつ、全編を通じてギャグ満載の展開。
主人公が「最強」ではなく「平凡」な能力を持つことで、逆に新鮮さが生まれている。 - 個性豊かなキャラクター
女神なのに役立たずなアクア、爆裂魔法しか使わないめぐみん、筋金入りのドMダクネスなど、欠点だらけの仲間たちが物語を盛り上げる。
主人公カズマの皮肉交じりのツッコミが物語全体を引き締めている。 - 異世界要素を活かしたギャグ
RPG的なスキルシステムやクエスト、モンスターなど、異世界の設定をギャグに昇華。
カズマが持つ「幸運」のスキルが予想外の展開を生む。 - 絶妙なテンポ感
コメディと冒険がバランスよく絡み合い、ストーリーの進行が軽快。
深刻な展開になりすぎないため、気軽に読み進められる。 - 後半の感動要素
ギャグ中心ながらも、後半ではキャラクターたちの成長や絆が描かれるシーンがあり、読者の心を打つ。

異世界ファンタジーでありながら、シリアスではなくコメディ重視の作品として異色の存在感を放っています。
この素晴らしい世界に祝福を! (角川スニーカー文庫)
全20巻(本編17巻+短編集3巻)
20位:フォーチュン・クエスト
累計売上発行部数 | 1000万部 |
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著者 | 深沢美潮 |
ジャンル | 冒険、ファンタジー |
あらすじ
主人公は、ちょっと頼りないけれど明るく前向きな見習い冒険者の少女、パステル。彼女は、個性的な仲間たち――武器を使わずに戦う戦士トラップ、料理が得意な巨漢の戦士クレイ、読書家の魔法使いキットン、そして不思議な生き物で相棒のノルと共に旅をする。
日々の生活費を稼ぐために依頼を受けつつ、時に危険な冒険に挑む彼らの物語がコミカルかつ心温まるタッチで描かれています。
- 明るくほのぼのとした冒険譚
冒険者たちの日常や、クエストを通じたエピソードが中心で、命の危険を伴う重い展開よりも、コミカルでほのぼのとした雰囲気が魅力です。 - 個性豊かなキャラクターたち
パステルの元気な性格と、トラップやクレイなどの仲間との掛け合いが魅力。
メンバーそれぞれの特技や性格がクエストに影響を与える場面も多いです。 - 冒険の「日常感」
日々の生活費や食事の用意など、リアルな冒険者の生活描写が特徴。
ハイファンタジーの壮大さというより、手軽で身近な冒険が物語の中心です。 - ライトで読みやすい文体
初期のライトノベルらしく、テンポの良い文章で誰でも楽しみやすい作品。 - 長寿シリーズとしての継続性
30年以上にわたる連載で、読者と共に成長してきたシリーズ。

ファンタジー初心者や、明るく楽しい物語を求める読者におすすめです。シリーズが長く続いているため、キャラクターたちの成長を楽しみつつじっくりと読める作品です。
- 『フォーチュン・クエスト』本編8巻(新装版あり)
- 『新フォーチュン・クエスト
』 本編20巻
- 『新フォーチュン・クエストII』 本編11巻
- 『新フォーチュン・クエストL』 外伝3巻
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】:21位~30位
21位:ロードス島戦記
累計売上発行部数 | 1000万部 |
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著者 | 安田均 |
ジャンル | ファンタジー |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第21位は、『ロードス島戦記』。
水野良によるファンタジー小説シリーズで、日本のライトノベルやファンタジー文学の金字塔といわれる作品です。1988年に刊行が開始され、日本における「ハイファンタジー」の礎を築いた作品の一つです。
あらすじ
物語の舞台は「呪われた島」と呼ばれるロードス島。ここでは古代の神々が繰り広げた戦争の名残が今も影響を及ぼしています。
冒険者パーンを中心に、エルフのディードリットや魔法使いスレインなどの仲間たちが、ロードス島を舞台に様々な戦争や陰謀に巻き込まれていきます。英雄たちの活躍を描きつつ、魔法や剣の力で運命に立ち向かう冒険物語です。
- 英雄譚の王道ストーリー
勇者の旅、仲間との絆、壮大な世界観がファンタジー好きの心を掴みます。 - 繊細なキャラクター描写
各キャラクターの成長や苦悩が物語を引き立てます。 - ファンタジー文化への貢献
日本のファンタジー小説の発展に多大な影響を与えた作品として、歴史的な価値もあります。

『ロードス島戦記』は、古き良きファンタジーのエッセンスを味わいたい読者にとって、必読の名作です。
- ロードス島戦記(本編)全7巻
- 新ロードス島戦記(続編1)全7巻
- ロードス島伝説
(前日譚)全8巻
- ロードス島戦記 誓約の宝冠(続編2)
22位:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
累計売上発行部数 | 1000万部 |
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著者 | 渡航 |
ジャンル | 学園、青春、ラブコメ |
あらすじ
比企谷八幡は、ひねくれた性格の高校生。誰もが夢見る「青春」を冷めた目で見ており、友達も恋人も作る気がない。そんな八幡が担任教師の指示で「奉仕部」に入部させられる。奉仕部は、困っている生徒の相談に乗る部活動。
そこには完璧で冷徹な美少女・雪ノ下雪乃と、八幡のクラスメイトで愛想の良い由比ヶ浜結衣がいた。
- 斜に構えた主人公・八幡の独特な視点
八幡の「ぼっち」視点から繰り出される皮肉や独白が特徴的で、シニカルな雰囲気の中に共感を呼ぶリアルさがあります。 - 深い心理描写と現実的な人間関係
学園ラブコメでありながら、登場人物の心理や感情が緻密に描かれます。
キャラクター同士の衝突や和解が現実的で感情移入しやすい。 - 青春の「正解」とは何かを問いかけるテーマ性
一般的な青春像を否定しつつ、八幡なりの「青春」を模索する姿が描かれます。 - 個性豊かなキャラクターたち
冷静で完璧主義の雪乃、明るくお人好しな結衣、八幡の唯一の友人であり皮肉屋の材木座義輝など、多彩なキャラクターが物語を彩ります。

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』は、ラブコメ好きはもちろん、心に響く青春ストーリーを求めている方にもおすすめの一作です。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
本編全14巻+短編集3巻
23位:ゴブリンスレイヤー
累計売上発行部数 | 1000万部 |
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著者 | 蝸牛くも |
ジャンル | ダーク・ファンタジー ハイ・ファンタジー |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第23位は、『ゴブリンスレイヤー』。
蝸牛くもによる日本のライトノベル作品で、ダークファンタジーと冒険の要素を融合させた独特な世界観で注目されています。
あらすじ
世界にはさまざまな冒険者が存在し、クエストをこなして生活している。その中でも、ある冒険者は「ゴブリン退治」に固執していた。その男の名は、ゴブリンスレイヤー。彼は幼い頃に村をゴブリンに襲われた過去を持ち、それ以来ゴブリンを根絶することだけを目的に活動している。
ゴブリン退治を軽視する冒険者が多い中、ゴブリンスレイヤーは徹底的な準備と知識、冷徹な判断力でゴブリン討伐を成功させていく。やがて、彼の元に仲間たちが集まり、少しずつ彼の孤独な戦いに変化が訪れる――。
- 徹底したダークファンタジーの世界観
ゴブリンという小物と思われがちな存在に焦点を当て、その残虐性や恐ろしさをリアルに描写。 - 主人公の目的が明確
「ゴブリンを倒す」ことだけに執着するシンプルな行動原理が物語の核になっています。 - 戦略的な戦闘描写
ゴブリンスレイヤーの戦いは、力押しではなく徹底した準備と戦術が中心。罠の設置や道具の使い方など、戦闘のリアルさが追求されています。 - 魅力的な仲間たち
主人公とともに冒険をするヒロイン「女神官」、弓矢の名手「妖精弓手」、お酒好きな「鉱人道士」、冷静沈着な「蜥蜴僧侶」など、個性豊かな仲間たちとの掛け合いが物語を彩ります。

ダークファンタジー好きにはたまらない骨太なストーリー。主人公の徹底したプロフェッショナルな姿勢が魅力的です。
『ゴブリンスレイヤー』は、ファンタジー好きや重厚な冒険物語を求めている読者におすすめの一作です。
- ゴブリンスレイヤー (GA文庫)
- ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン
主人公が冒険者になったばかりの頃を描いた外伝シリーズ。 - ゴブリンスレイヤー外伝2 鍔鳴の太刀
ゴブリンスレイヤーとは異なる視点で描かれる外伝。
24位:吸血鬼はお年ごろ
累計売上発行部数 | 971万部 |
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著者 | 赤川次郎 |
ジャンル | ミステリー、コメディ |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第24位は、『吸血鬼はお年ごろ』。
樹川さとみ(たつきがわさとみ)による日本のライトノベルシリーズです。この作品は、吸血鬼を題材にしたコメディと日常の要素を織り交ぜた物語が展開され、1990年代に人気を博しました。
あらすじ
見た目は普通の女子高生だが、実は吸血鬼の一族である少女・サーラを中心に描かれる物語。吸血鬼でありながら人間社会に溶け込み、秘密を守りながら普通の日常を送りたいと願う彼女。
しかし、吸血鬼ならではの事件やトラブルに巻き込まれ、平穏とは程遠い日々を送ることに。
- ユニークな吸血鬼描写
伝統的な吸血鬼の設定(血を吸う、不死性など)を取り入れつつ、現代社会で普通に生きようとする吸血鬼たちの姿がユニーク。 - 日常と非日常の融合
学校生活や友人との交流といった日常パートと、吸血鬼ならではの異能バトルやミステリー的な要素が絶妙に絡み合っています。 - コミカルな掛け合い
主人公サーラと周囲のキャラクターたちの軽妙な掛け合いが作品の魅力。特に、彼女の吸血鬼としての秘密を知る友人や、吸血鬼社会に関連する人物とのやり取りが面白さの一因。 - 恋愛要素
サーラの恋愛模様が物語の中心軸となっており、甘酸っぱい青春ドラマとしても楽しめます。 - 軽快な文章とテンポ
作者の樹川さとみ独特のテンポの良い文体が、読みやすさと楽しさを引き立てています。

『吸血鬼はお年ごろ』は、吸血鬼をテーマにした青春ラブコメディを楽しみたい方にぴったりの作品です!
- 吸血鬼はお年ごろ(第1巻)
サーラが主人公として登場する第1作目。彼女の吸血鬼としての生活と日常の混乱が描かれる。 - 吸血鬼シリーズ 続編
サーラとその仲間たちが様々な事件に巻き込まれる中で、成長し、恋愛模様や家族の関係が描かれます。
25位:幼女戦記
累計売上発行部数 | 950万部 |
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著者 | カルロ・ゼン |
ジャンル | 戦争、異世界ファンタジー |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第25位は、『幼女戦記』。
カルロ・ゼンによる日本のライトノベルシリーズです。異世界戦記と魔法の要素を織り交ぜたダークファンタジー作品で、主人公が幼女の姿で転生して軍人として生き抜くストーリーが特徴的です。
あらすじ
現代日本のエリートサラリーマンであった主人公は、不遇な部下を解雇したことで逆恨みされ命を落とす。死後、「存在X」と名乗る神のような存在と対峙するが、その態度が祟り、異世界に「ターニャ・デグレチャフ」という金髪碧眼の幼女として転生させられる。
その世界は、魔法が存在する第一次世界大戦風の状況にあり、ターニャは帝国軍の一員として戦場に身を投じることに。
- ダークな戦記
世界観は第一次世界大戦をモデルにしており、戦場の悲惨さや非情さがリアルに描かれています。政治や軍事の描写も緻密で、戦記ものとしての完成度が高い。 - 主人公の特殊性
幼女という外見に反して、中身は合理的で冷酷な元サラリーマン。権力を求める姿や自己保身を第一に考える行動が、時にコメディ要素を生む。 - 哲学的なテーマ
「神とは何か」「信仰の意義」「戦争の本質」といったテーマが作中で繰り返し議論され、作品に深みを与えています。 - 戦略・戦術のリアリズム
軍事的な作戦や戦略がリアルに描写され、戦闘シーンも緻密で臨場感があります。 - アンチヒーロー的視点
主人公が善悪の基準から外れたキャラクターであり、彼女の行動は必ずしも正義とは限りません。その視点が物語に独特の魅力を与えています。

軍事や政治の要素に興味がある人におすすめ。ダークファンタジーの要素が強く、シリアスなストーリー展開が好きな読者に向いています。
『幼女戦記』は、戦記ものとしての硬派さと、異世界転生ものの面白さが絶妙に融合した作品です。
26位:緋弾のアリア
累計売上発行部数 | 900万部 |
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著者 | 赤松中学 |
ジャンル | ガンアクション、学園、ラブコメ |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第26位は、『緋弾のアリア』。
赤松中学による日本のライトノベルシリーズです。ガンアクション、学園、ラブコメディ要素を融合した作品で、武装探偵「武偵」として活躍する主人公たちの戦いと青春が描かれています。
あらすじ
武装探偵(通称:武偵)を育成する東京武偵高校に通う主人公、遠山キンジは、トラウマから平穏な生活を望み、武偵の活動を辞めようとしていた。しかし、ある日、武偵ランクS級の天才少女「神崎・H・アリア」と出会ったことをきっかけに、彼の運命は大きく変わる。
キンジは、自分の中に秘められた「ヒステリアモード」という特殊能力を駆使しながら、アリアと共に数々の事件に挑むことになる。
- ガンアクションとバトル要素
現代社会を舞台に、銃や近接武器を駆使したスピーディーなアクションが展開。リアルな武器描写も魅力の一つ。 - ラブコメとハーレム要素
アリアを中心に、キンジを取り巻くヒロインたちの個性的なキャラクターや恋愛模様が描かれています。 - 特殊能力「ヒステリアモード」
キンジは異性に刺激を受けることで「ヒステリアモード」が発動し、身体能力や頭脳が飛躍的に向上。この設定が、アクションとラブコメをユニークに結び付けています。 - 多彩なキャラクター
メインヒロインのアリアをはじめ、他の武偵たちもそれぞれ異なる能力や背景を持ち、物語を盛り上げます。 - 国際色豊かな舞台設定
日本国内だけでなく、海外のエージェントや組織が関わる国際的な事件も多く、スケール感があります。

アクションや戦闘の緊張感と、ラブコメディの軽快さを同時に楽しめます。ガジェットや武器の描写がリアルで、ミリタリー好きにも楽しめる要素が多いです。
『緋弾のアリア』は、アクション・ラブコメ・特殊能力といったジャンルが融合したエンターテインメント作品として、多くの読者に支持されています!
27位:ようこそ実力至上主義の教室へ
累計売上発行部数 | 900万部 |
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著者 | 衣笠彰梧 |
ジャンル | 学園、群像劇、サスペンス、頭脳戦 |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第27位は、『ようこそ実力至上主義の教室へ』。
衣笠彰梧による日本のライトノベルシリーズです。エリート養成学校を舞台に、主人公が知略を巡らせて問題を解決していく学園ストラテジー作品で、多くのファンから支持されています。
あらすじ
日本政府によって設立された名門校「高度育成高等学校」では、生徒の生活費から進級、卒業後の進路までが、生徒自身の能力によって決定される。そこで新入生として入学した主人公・綾小路清隆は、最底辺のDクラスに配属される。
一見平凡な清隆だが、実は彼には計り知れない知性と特殊な過去が隠されており、その能力を隠しながら、学園内での熾烈な競争に巻き込まれていく。
- 心理戦・戦略重視のストーリー
主人公がクラスのために知略を巡らせ、限られたリソースや人間関係を駆使して試験に挑む展開が魅力。
学校内の対立は、頭脳戦や心理戦が中心。 - 主人公の特殊性
清隆は冷静沈着で計算高い性格を持ち、彼の行動の裏には常に何かしらの意図が隠されています。
普通の「熱血主人公」とは一線を画するキャラクター性がシリーズの特徴。 - キャラクター同士の駆け引き
登場人物の多くが一筋縄ではいかない性格で、友人・敵対関係も常に変化。
人間関係がストーリーの重要な要素。 - 高度育成高等学校の独特なシステム
学園の評価基準は「ポイント制度」に基づいており、生徒たちの行動や学力がクラス全体に影響を及ぼす仕組み。 - テーマ性
「実力主義」を掲げながらも、現実社会の不平等や矛盾を描く部分も多い。

『ようこそ実力至上主義の教室へ』は、スリル満点の心理戦と、個性豊かなキャラクターたちの人間ドラマが融合した一作です。アニメや小説で楽しむもよし、どちらも異なる魅力が楽しめます!
- ようこそ実力至上主義の教室へ
主にDクラスがAクラスを目指して成長していく過程を描く。
学園内の試験やイベントに焦点を当てつつ、清隆の過去が徐々に明らかに。 - ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編
新キャラクターの登場や、試験の難易度の上昇により、さらにスリリングな展開が展開。
清隆の真の能力や、彼の背景に関する謎が深掘りされる。
28位:わたしの幸せな結婚
累計売上発行部数 | 900万部 |
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著者 | 顎木あくみ |
ジャンル | 和風ファンタジー、恋愛 |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第28位は、『わたしの幸せな結婚』。
顎木あくみによる日本のライトノベルシリーズで、明治から大正を思わせる和風ファンタジーの世界を舞台に、切なくも美しいラブストーリーが描かれています。
あらすじ
物語の主人公、斎森美世は異能の力を持つ名家の娘でありながら、その能力を持たないことから家族に疎まれ、不遇な日々を送っていました。家庭内で虐げられる生活を送る中、異能を持つ軍人で冷酷と噂される久堂清霞の元へ嫁ぐことに。
当初、冷たい態度を取る清霞と、美世の怯えた態度の中で始まる二人の関係。しかし、共に過ごす中で少しずつ絆が芽生え、互いの心が癒されていきます。
- 繊細な感情描写
主人公・美世の内面描写や、清霞との関係の変化が細やかに描かれており、読者の共感を呼びます。 - 和風ファンタジーの世界観
異能を持つ家系が存在する独自の設定や、大正ロマンのような雰囲気が物語を魅力的に彩ります。 - 逆境からの成長
美世が辛い過去を乗り越え、愛される喜びを知りながら成長していく姿が感動を与えます。 - 丁寧なラブストーリー
冷酷な印象を持つ清霞が、次第に美世を大切に思うようになり、不器用ながらも愛を伝えていく過程が心温まります。 - 社会的テーマの反映
女性の地位や家庭内での扱い、異能という設定を通じた差別や偏見の問題が含まれており、深いメッセージ性を持ちます。

明治・大正風の世界観と異能の設定が新鮮。美しい愛の物語を楽しみたい方や、繊細な感情描写が好きな方におすすめの作品です。
29位:キノの旅
累計売上発行部数 | 820万部 |
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著者 | 時雨沢恵一 |
ジャンル | SF、ファンタジー、冒険 |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第29位は、『キノの旅』。
時雨沢恵一による日本のライトノベルシリーズで、独特の雰囲気と哲学的なテーマを持つ作品です。主人公キノと話すバイク「エルメス」が旅をしながら訪れる各国での物語を描いたオムニバス形式の作品で、2000年の初刊行以降、長年にわたり多くのファンを魅了してきました。
あらすじ
物語は、主人公の旅人キノと相棒である喋るバイク「エルメス」が、さまざまな国や地域を訪れながら出会う人々、文化、事件を描く。キノはどの国にも3日間だけ滞在するルールを守り、旅を続けていく。
訪れる国々にはそれぞれ独特のルールや文化が存在し、善悪が単純に割り切れない問題が多く描かれる。
- オムニバス形式の物語
各話が独立しており、異なる国の文化や価値観、問題が描かれる。
シンプルなエピソードもあれば、深い哲学的テーマを扱う回も多い。 - キノの中性的な魅力
キノは性別をはっきりと意識させないキャラクターで、その中性的な雰囲気が物語の神秘性を高めている。
自衛のために銃器を扱う一面もあり、冷静でタフな性格。 - 善悪の曖昧さ
作中で描かれる事件や出来事には明確な善悪の区別がなく、読者に「考える余地」を与える。 - 美しい描写と哲学的テーマ
時雨沢恵一の簡潔でリズミカルな文章と、黒星紅白の幻想的なイラストが見事に融合している。
社会や人間に対する深い問いかけが多く、読むたびに新たな発見がある。 - 多様な国の設定
訪れる国はユニークで創造的な設定が多く、読者を驚かせる展開がある。
例:「嘘しかつけない国」「文字を読めない国」「永遠に争う国」など。

「日常」とは異なる価値観や、現実世界では考えにくい文化・風習が描かれています。善悪や道徳に対して深く考えさせられる内容が多く、読み応えがあります。
『キノの旅』は、心に残る美しい物語や哲学的なテーマを楽しめる作品です。
キノの旅 the Beautiful World (電撃文庫)
30位:なんて素敵にジャパネスク
累計売上発行部数 | 800万部 |
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著者 | 氷室冴子 |
ジャンル | 歴史、伝奇、ラブコメ |
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】第30位は、『なんて素敵にジャパネスク』。
氷室冴子による日本のライトノベルシリーズで、平安時代を舞台にしたロマンチックコメディです。1980年代に刊行され、現在も根強いファンを持つ人気作品です。歴史的な雰囲気と現代的な感覚を融合させた内容が特徴で、主人公の個性と華やかな恋愛模様が描かれています。
あらすじ
物語の主人公は、平安時代の貴族の娘・瑠璃姫。彼女は才色兼備で評判が高い一方、型破りな性格と自由奔放な行動で宮中を騒がせる存在です。そんな瑠璃姫が、結婚や恋愛を巡って巻き起こす騒動をコミカルに描きます。
特に瑠璃姫と、有能でクールな宮廷官僚・高彬との恋愛模様が物語の中心。彼女の反抗的な態度や個性が、さまざまな事件やトラブルを呼び起こしますが、次第に成長し、二人の絆も深まっていきます。
- ユーモア溢れるストーリー
平安時代を舞台にしながら、コミカルで軽快な語り口調で描かれており、読みやすい作品です。 - 自由奔放な主人公
瑠璃姫は当時の女性らしい「しとやかさ」には縛られないキャラクターで、読者から共感を得る存在。 - 歴史とファンタジーの融合
平安時代の宮廷文化や風習をベースにしつつ、現代的な価値観や恋愛模様が盛り込まれています。 - 個性的な登場人物たち
主人公を取り巻くキャラクターたちも魅力的で、恋愛や友情、時にライバル関係が絡み合うドラマチックな展開が魅力。 - 繊細な恋愛描写
高彬との恋愛は、当初の軽い掛け合いから、次第に深い信頼と愛情へと変化していく過程が丁寧に描かれています。

平安時代を舞台にした作品としては異色のライトノベルで、歴史に興味がなくても楽しめます。現代でも色褪せないテーマや普遍的な恋愛観が描かれており、時代を超えて愛される作品です。
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】:31位~40位
31位:賢者の孫
累計売上発行部数 | 780万部 |
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著者 | 吉岡剛 |
ジャンル | 異世界ファンタジー、なろう系 |
『賢者の孫』は、吉岡剛氏によるライトノベル作品で、異世界転生をテーマとしたファンタジー作品です。2015年1月よりウェブサイト「小説家になろう」で連載が開始され、同年7月からはファミ通文庫(KADOKAWA)より書籍化されました。イラストは菊池政治氏が担当しています。
あらすじ
現代日本で事故死した青年が、魔法とモンスターが存在する異世界に赤ん坊として転生します。彼は「賢者」と称されるマーリン・ウォルフォードに拾われ、「シン」と名付けられ孫として育てられます。前世の記憶とマーリンから教わった魔法の知識を組み合わせ、シンは常識外れの魔法の才能を発揮しますが、一般的な社会常識を学ぶ機会がなく育ちます。15歳になったシンは、社交性を身につけるためにアールスハイド高等魔法学院に入学し、仲間たちと共に冒険を繰り広げます。

『賢者の孫』は、異世界転生ものの中でもユーモラスな展開と魅力的なキャラクターで多くの読者を魅了しています。
32位:転生賢者の異世界ライフ
累計売上発行部数 | 750万部 |
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著者 | 進行諸島 |
ジャンル | 異世界ファンタジー、なろう系 |
『転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強になりました~』は、進行諸島氏によるライトノベル作品で、イラストは風花風花氏が担当しています。
本作は、ブラック企業で働く社畜・佐野ユージが、異世界に召喚され、不遇職とされる「魔物使い(テイマー)」として新たな人生を歩む物語です。しかし、彼は偶然にも「賢者」の職業も得ており、スライムたちと共に無自覚ながらも世界最強の力を発揮していきます。

本作は、異世界転生や無自覚無双といった要素を取り入れ、多くのファンから支持を受けています。アニメ化やゲーム化など、幅広いメディア展開も行われており、今後の展開にも注目が集まっています。
33位:デスマーチからはじまる異世界狂想曲
累計売上発行部数 | 730万部 |
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著者 | 愛七ひろ |
ジャンル | 異世界ファンタジー、なろう系 |
『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』は、愛七ひろ氏によるライトノベル作品で、異世界転生をテーマとしたファンタジー小説です。2013年3月3日から2020年3月8日まで、小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載され、総PV数は10億を突破しています。
あらすじ
アラサープログラマーの鈴木一郎(通称:サトゥー)は、過酷なデスマーチ(納期前の過密スケジュール)中に仮眠を取っていたところ、気がつくと見知らぬ異世界にレベル1の若者として転移していました。手元には3回だけ使える大魔法「流星雨」があり、これを使用して蜥蜴人の大軍を一掃し、一気に高レベルと大量の財宝を手に入れます。サトゥーはこの異世界でのんびりと旅を楽しむことを決意し、様々な仲間たちと出会いながら冒険を繰り広げます。

本作は、異世界転生や冒険、仲間との絆をテーマに、多くの読者から支持を受けています。メディアミックスも盛んに行われており、今後の展開にも注目が集まっています。
34位:バカとテストと召喚獣
累計売上発行部数 | 730万部 |
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著者 | 井上堅二 |
ジャンル | ラブコメ、学園、ファンタジー |
『バカとテストと召喚獣』は、井上堅二氏によるライトノベル作品で、イラストは葉賀ユイ氏が担当しています。本作は、2007年1月から2015年3月までファミ通文庫より刊行されました。
物語は、成績によってクラス分けが行われる文月学園を舞台に、最低ランクのFクラスに所属する吉井明久たちが、設備向上を目指して「試召戦争」と呼ばれる召喚獣を用いた戦いに挑む学園コメディです。

本作は、ユーモア溢れるストーリーと個性豊かなキャラクターで多くのファンを魅了し、ライトノベルやアニメ、漫画と幅広く展開されました。
35位:僕は友達が少ない
累計売上発行部数 | 700万部 |
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著者 | 平坂読 |
ジャンル | 学園、残念系、ラブコメ、ハーレム |
『僕は友達が少ない』は、平坂読氏によるライトノベル作品で、イラストはブリキ氏が担当しています。本作は、2009年8月から2015年8月までMF文庫J(メディアファクトリー→KADOKAWA)より刊行されました。
物語は、友達作りを目的とした部活動「隣人部」を舞台に、個性豊かなキャラクターたちの交流を描いた学園コメディです。

本作は、個性豊かなキャラクターたちの掛け合いや、友達作りをテーマにしたユーモア溢れるストーリーで、多くのファンから支持を受けています。ライトノベル、アニメ、コミック、実写映画と幅広く展開され、その人気は現在も続いています。
36位:ゲート
累計売上発行部数 | 700万部 |
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著者 | 柳内たくみ |
ジャンル | 異世界、ファンタジー |
『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』は、柳内たくみ氏によるライトノベル作品で、異世界と現代日本を結ぶ「ゲート」を通じて繰り広げられる自衛隊と異世界住民との交流や戦闘を描いた物語です。
あらすじ
銀座に突如出現した「ゲート」から現れた異世界の軍勢が市民を襲撃する「銀座事件」が発生。自衛隊はこれを撃退し、ゲートの先に広がる異世界「特地」への派遣を決定します。主人公の自衛官・伊丹耀司は、特地での任務を通じてエルフの少女や魔法使いなど多様な住民と出会い、交流を深めていきます。

本作は、異世界ファンタジーと現代軍事要素を融合させた独特の世界観で、多くのファンを魅了しています。
37位:炎の蜃気楼
累計売上発行部数 | 683万部 |
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著者 | 桑原水菜 |
ジャンル | 伝奇、アクション |
『炎の蜃気楼』(ほのおのミラージュ)は、桑原水菜による日本のライトノベルシリーズで、1990年11月から2017年12月まで集英社コバルト文庫より刊行されました。シリーズ累計発行部数は683万部を記録しています。
あらすじ
戦国時代に天下統一を果たせず無念の死を遂げた武将たちが、現代人の肉体に「換生(かんしょう)」して蘇り、「闇戦国」と呼ばれる戦いを繰り広げます。上杉謙信の命を受け、幾度も換生を繰り返し悪霊となった死者を浄化してきた上杉夜叉衆は、総大将である上杉景虎の不在の中、現代での戦いに挑みます。

本作は、独特の世界観と深い人間ドラマで多くのファンを魅了し、長年にわたり支持され続けています。
38位:ゼロの使い魔
累計売上発行部数 | 680万部 |
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著者 | ヤマグチノボル 志瑞祐 |
ジャンル | 異世界ファンタジー、冒険、ラブコメ |
『ゼロの使い魔』は、ヤマグチノボル氏によるライトノベル作品で、イラストは兎塚エイジ氏が担当しています。本作は、魔法が存在する異世界「ハルケギニア」を舞台に、魔法学院の生徒であるルイズと、彼女が召喚した日本人高校生・平賀才人の冒険と恋愛を描いたファンタジー作品です。
あらすじ: トリステイン魔法学院の生徒ルイズは、使い魔召喚の儀式で日本から平賀才人を召喚してしまいます。魔法が苦手で「ゼロのルイズ」と呼ばれる彼女と、突然異世界に連れてこられた才人は、次第に絆を深めていきます。

本作は、異世界ファンタジーとラブコメディの要素を融合させ、多くのファンから支持を受けました。特に、ルイズのツンデレな性格と才人との関係性が人気を博し、ライトノベル界における代表的な作品の一つとなっています。
39位:彩雲国物語
累計売上発行部数 | 668万部 |
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著者 | 雪乃紗衣 |
ジャンル | 中華風ファンタジー、恋愛 |
『彩雲国物語』(さいうんこくものがたり)は、雪乃紗衣(ゆきの さい)氏によるライトノベル作品で、挿絵は由羅カイリ氏が担当しています。本作は、架空の中国風の国「彩雲国」を舞台に、名門ながら貧乏な紅家の娘・紅秀麗(こう しゅうれい)が、官吏を目指して奮闘する姿を描いた中華風ファンタジーです。
あらすじ: 彩雲国の名門・紅家の娘である紅秀麗は、家柄は良いものの貧乏な生活を送っていました。彼女は「人を助けることのできる官吏になりたい」という夢を持っていますが、当時の彩雲国では女性が官吏になることは許されていませんでした。そんな中、彼女は新王・紫劉輝(し りゅうき)の教育係として宮廷に招かれ、次第に国政に関わるようになります。秀麗は持ち前の知恵と勇気で困難に立ち向かい、彩雲国の未来を切り開いていきます。
本作は、女性の社会進出や自己実現をテーマに描かれており、幅広い年齢層の読者から支持を受けました。また、豪華絢爛な宮廷や複雑な人間関係、政治的駆け引きなどが巧みに描かれ、中華風ファンタジーの名作として高い評価を得ています。
40位:失格紋の最強賢者
累計売上発行部数 | 650万部 |
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著者 | 進行諸島 |
ジャンル | 異世界ファンタジー |
『失格紋の最強賢者』は、進行諸島氏によるライトノベル作品で、イラストは風花風花氏が担当しています。本作は、最強の魔法使いである賢者が、さらなる強さを求めて未来に転生し、魔法理論が退化した世界で「失格紋」と蔑まれる紋章を持ちながらも活躍する姿を描いた異世界ファンタジーです。
あらすじ: かつて世界最強と謳われた賢者ガイアスは、魔法戦闘に最適な「第四紋」を手に入れるため、自らの魂を未来に転生させます。転生後、マティアス=ヒルデスハイマーとして生まれ変わった彼は、魔法理論が退化し、「第四紋」が「失格紋」と呼ばれる時代で、自身の力を取り戻し、魔族の陰謀に立ち向かいます。
本作は、転生や異世界ファンタジーの要素を取り入れ、魔法理論や戦闘描写が魅力となっています。主人公マティアスの成長と仲間たちとの絆、そして魔族との戦いが物語の中心となり、多くの読者・視聴者から支持を受けています。
ライトノベル(ラノベ)売上発行部数ランキング 【歴代累計】:41位~50位
41位:まるマシリーズ
累計売上発行部数 | 650万部 |
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著者 | 喬林知 |
ジャンル | 異世界ファンタジー、冒険 |
「まるマシリーズ」は、喬林知(たかばやし さとし)著、松本テマリ(まつもと てまり)イラストによる日本のライトノベル作品で、正式には「今日からマ王!」として知られています。2000年11月から角川ビーンズ文庫より刊行され、2021年1月時点でシリーズ累計部数は650万部を超えています。
概要: 物語は、地球の高校生・渋谷有利(しぶや ゆうり)が、異世界「眞魔国(しんまこく)」に召喚され、魔王としての役割を果たすことになるファンタジー作品です。有利は、魔王としての責任を果たしながら、仲間たちと共にさまざまな冒険や試練に立ち向かいます。
42位:異世界居酒屋「のぶ」
累計売上発行部数 | 630万部 |
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著者 | 蝉川夏哉 |
ジャンル | 料理、異世界ファンタジー、なろう系 |
「異世界居酒屋『のぶ』」は、蝉川夏哉著、転(Tiv)イラストによる日本のライトノベル作品で、2012年10月から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が始まり、2014年9月から宝島社より刊行されています。また、2016年8月からは加筆修正を経て、新規エピソードが追加された文庫本が刊行されています。2024年6月時点で電子版を含めたシリーズ累計部数は670万部を突破しています。
あらすじ: 物語は、古都アイテーリアの裏路地にひっそりと佇む居酒屋「のぶ」を舞台に展開します。ある日、店の扉が異世界へと繋がり、異世界の住人たちが訪れるようになります。店主のノブ・タイショーが提供する日本の家庭料理と冷えた「トリアエズナマ」を求めて、さまざまなキャラクターが集まります。
「異世界居酒屋『のぶ』」は、異世界ファンタジーとグルメ要素を融合させた作品で、多くのファンに愛されています。
43位:乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
累計売上発行部数 | 600万部 |
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著者 | 山口悟 |
ジャンル | ファンタジー、ラブコメ、悪役令嬢 |
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」は、山口悟著、ひだかなみイラストによる日本のライトノベル作品で、2014年7月から「小説家になろう」で連載が開始され、2015年から一迅社文庫アイリスより刊行されています。2021年1月時点でシリーズ累計部数は350万部を超えています。
あらすじ: 物語は、前世で乙女ゲーム「FORTUNE LOVER」をプレイしていた主人公が、ゲーム内の悪役令嬢・カタリナ・クラエスに転生するところから始まります。ゲームのストーリーを思い出したカタリナは、自身の破滅フラグを回避し、平穏な生活を送るために奮闘します。
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」は、異世界転生とラブコメディを融合させた作品で、多くのファンに愛されています。
44位:ありふれた職業で世界最強
累計売上発行部数 | 600万部 |
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著者 | 白米良 |
ジャンル | 異世界ファンタジー、なろう系 |
「ありふれた職業で世界最強」は、白米良著、たかやKiイラストによる日本のライトノベル作品で、2013年11月7日に「小説家になろう」で連載が開始され、2015年6月からオーバーラップ文庫より刊行されています。2024年3月時点で電子版を含めたシリーズ累計部数は600万部を突破しています。
あらすじ: 物語は、クラスメイトと共に異世界に召喚された主人公・南雲ハジメが、裏切りによって奈落の底に突き落とされ、過酷な環境で生き抜く姿を描いています。彼は「錬成師」という一見平凡な職業に就いていますが、数々の困難を乗り越え、最強の存在へと成長していきます。
「ありふれた職業で世界最強」は、異世界転生とバトルアクションを融合させた作品で、多くのファンに愛されています。
45位:デート・ア・ライブ
累計売上発行部数 | 600万部 |
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著者 | 橘公司 |
ジャンル | 学園、SF、ラブコメ、アクション |
「デート・ア・ライブ」は、橘公司著、つなこイラストによる日本のライトノベル作品で、2011年3月から富士見ファンタジア文庫より刊行されています。本編は全22巻、短編集「アンコール」は11巻が刊行されており、2020年3月19日に本編が完結しました。
あらすじ: 物語は、精霊と呼ばれる異世界の存在が現れることで引き起こされる「空間震」に悩まされる世界を舞台にしています。主人公・五河士道は、精霊たちの力を封印する能力を持ち、彼女たちとデートを重ねながら、世界の平和を守るために奮闘します。
「デート・ア・ライブ」は、精霊とのデートをテーマにしたファンタジー作品で、多くのファンに愛されています。
46位:生徒会の一存
累計売上発行部数 | 600万部 |
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著者 | 葵せきな |
ジャンル | 学園、空気系、ラブコメ |
「生徒会の一存」は、葵せきな著、狗神煌イラストによる日本のライトノベル作品で、2008年1月から2018年7月まで富士見ファンタジア文庫より刊行されました。シリーズ累計発行部数は600万部を超えています。
あらすじ: 物語は、私立碧陽学園の生徒会室を舞台に、生徒会メンバーが繰り広げる日常的な会話や活動を描いています。各巻のプロローグとエピローグはシリアスな展開となっており、全体としてはコメディとシリアスが融合した作品です。
「生徒会の一存」は、学園生活を舞台にしたコメディとシリアスが融合した作品で、多くのファンに愛されています。
47位:ノーゲーム・ノーライフ
累計売上発行部数 | 600万部 |
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著者 | 榎宮祐 |
ジャンル | 異世界ファンタジー |
「ノーゲーム・ノーライフ」は、榎宮祐による日本のライトノベル作品で、2012年4月からMF文庫Jより刊行されています。イラストも榎宮自身が手掛けており、シリーズ累計部数は2021年8月時点で600万部を超えています。
あらすじ: 物語は、天才ゲーマーの兄妹・空と白が、異世界「ディスボード」に召喚されるところから始まります。この世界では、すべての争いがゲームによって解決されており、二人は「十六種族」の頂点を目指して数々のゲームに挑戦します。
「ノーゲーム・ノーライフ」は、戦略的なゲームと個性的なキャラクターが魅力の作品で、多くのファンに愛されています。
48位:少年陰陽師
累計売上発行部数 | 600万部 |
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著者 | 結城光流 |
ジャンル | 和風ファンタジー、ミステリ |
「少年陰陽師」は、結城光流著、浅木桜イラストによる日本のライトノベル作品で、2001年12月から角川書店より刊行されています。シリーズは本編41巻、短編6巻、外伝6巻が発行されており、累計発行部数は2021年8月時点で600万部を超えています。
あらすじ: 物語は、平安時代を舞台に、安倍晴明の孫である安倍昌浩が陰陽師として成長していく姿を描いています。昌浩は13歳で元服し、陰陽師としての修行を始めます。彼は、式神や妖怪との戦いを通じて、陰陽師としての力を高めていきます。
「少年陰陽師」は、平安時代の陰陽師をテーマにしたファンタジー作品で、多くのファンに愛されています。
49位:アクセルワールド
累計売上発行部数 | 570万部 |
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著者 | 川原礫 |
ジャンル | 学園、SF、ラブコメ、バトル |
「アクセル・ワールド」は、川原礫著、HIMAイラストによる日本のライトノベル作品で、2009年2月から電撃文庫より刊行されています。シリーズは本編27巻、スピンオフ作品も含めて累計発行部数は2021年8月時点で600万部を超えています。
あらすじ: 物語は、2046年の未来を舞台に、仮想現実と現実世界が密接に結びついた社会で展開します。主人公の有田春雪(ハルユキ)は、学内でいじめられている中学生です。ある日、学内一の美貌と気品を持つ黒雪姫(クロム・スクエア)から、仮想世界「ブレイン・バースト」の存在を教えられ、彼女の騎士となることを決意します。このゲームでは、プレイヤーが「加速」を使い、リアルタイムで戦闘を繰り広げます。ハルユキは、黒雪姫と共に数々の試練に立ち向かい、成長していきます。
「アクセル・ワールド」は、仮想現実と現実世界が交錯する未来社会を舞台に、成長と友情を描いた作品で、多くのファンに愛されています。
50位:デュラララ‼
累計売上発行部数 | 560万部 |
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著者 | 成田良悟 |
刊行期間 | アクション、サスペンス、ファンタジー、群像劇 |
「デュラララ!!」は、成田良悟著、ヤスダスズヒトイラストによる日本のライトノベル作品で、2004年4月から電撃文庫より刊行されています。シリーズは本編25巻、スピンオフ作品も含めて累計発行部数は2022年1月時点で560万部を超えています。
あらすじ: 物語は、東京・池袋を舞台に、さまざまな人々の交錯する群像劇です。主人公の竜ヶ峰帝人は、幼馴染の紀田正臣と共に池袋の高校に通い始めます。彼らは、謎の情報屋・折原臨也や、首なしライダー(チェーンソー)など、個性的なキャラクターたちと関わりながら、池袋の裏社会に巻き込まれていきます。
「デュラララ!!」は、池袋を舞台にした群像劇で、多くのファンに愛されている作品です。
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