スーパーマリオシリーズ売上販売本数ランキング【歴代累計】

スーパーマリオシリーズは、1985年の初代『スーパーマリオブラザーズ』の登場以来、世界中のプレイヤーに愛され続け、数々の名作を生み出してきました。

その累計販売本数は7.6億本を超え、ゲーム業界における金字塔としての地位を確立しています。

本記事では、歴代のスーパーマリオシリーズ作品を、世界および日本国内での累計販売本数順にランキング形式でご紹介します。各作品の特徴や販売実績を振り返りながら、マリオシリーズの歩みを一緒にたどってみましょう。

スーパーマリオシリーズ売上販売本数ランキング【歴代累計】1位～3位

1位：スーパーマリオブラザーズ（FC）

「奇想天外。夢の大冒険ゲーム!」「地上に地下に海に空に謎のキャラクタ出現!」

『スーパーマリオブラザーズ』は、1985年9月13日に任天堂からファミリーコンピュータ向けに発売された横スクロール型アクションゲームです。

プレイヤーはマリオ（2Pプレイ時はルイージ）を操作し、クッパにさらわれたピーチ姫を救うため、全8ワールド・32ステージの冒険に挑みます。

この作品は、地上、地下、海、空といった多彩なステージ構成や、パワーアップアイテムの導入など、当時としては革新的な要素を多数取り入れ、世界的な大ヒットを記録しました。日本国内での累計販売本数は約681万本とされています。

その後も多くの続編や関連作品が制作され、現在に至るまで多くのプレイヤーに親しまれています。

2位：New スーパーマリオブラザーズ（DS）

『New スーパーマリオブラザーズ』は、2006年5月25日に任天堂からニンテンドーDS向けに発売された横スクロール型アクションゲームです。本作は、ファミコン時代の『スーパーマリオブラザーズ』シリーズのゲーム性を継承しつつ、新たな要素やグラフィックを取り入れ、現代風にリメイクした作品です。

プレイヤーはマリオ（2Pプレイ時はルイージ）を操作し、クッパにさらわれたピーチ姫を救うため、全8ワールド・80以上のステージを冒険します。

新しいパワーアップアイテムとして、巨大マリオやミニマリオ、コウラマリオなどが登場し、多彩なアクションが可能となっています。

本作は、発売から約3ヶ月で全世界累計販売本数が1000万本を突破し、ニンテンドーDS用ソフトとしては日本国内外で最多の売上本数を記録しました。その後も続編や関連作品がリリースされ、シリーズとしての人気を確立しています。

3位：New スーパーマリオブラザーズ Wii

『New スーパーマリオブラザーズ Wii』は、2009年12月3日に任天堂からWii向けに発売された横スクロール型アクションゲームです。

本作は、最大4人までの同時プレイが可能で、マリオシリーズとして初めて協力プレイと対戦プレイの両方を楽しめる作品となっています。

プレイヤーはマリオ、ルイージ、黄色キノピオ、青色キノピオを操作し、クッパにさらわれたピーチ姫を救うため、全8ワールド・80以上のステージを冒険します。新たなパワーアップアイテムとして、プロペラマリオやペンギンマリオが登場し、多彩なアクションが可能となっています。

本作は、発売から約1ヶ月で全世界累計販売本数が1000万本を突破し、Wii用ソフトとして高い売上を記録しました。日本国内での累計販売本数は約456万本とされています。

スーパーマリオシリーズ売上販売本数ランキング【歴代累計】4位～10位

4位：スーパーマリオ オデッセイ（Switch）

『スーパーマリオ オデッセイ』は、2017年10月27日に任天堂からNintendo Switch向けに発売された3Dアクションゲームです。

本作では、マリオが相棒のキャッピーと共に、クッパにさらわれたピーチ姫を救うため、世界各地を旅する壮大な冒険が描かれています。

ゲームプレイでは、マリオの帽子「キャッピー」を投げて敵や物体に「キャプチャー」し、その能力を利用して謎解きやアクションを進める新しい要素が導入されています。また、各国ごとに独自の文化や景観が広がり、多彩なステージがプレイヤーを待ち受けています。

本作は、発売から約3ヶ月で全世界累計販売本数が900万本を突破し、Nintendo Switch用ソフトとして高い売上を記録しました。日本国内での累計販売本数は約200万本とされています。

5位：スーパーマリオワールド（SFC）

「そして舞台は恐竜ランドへ。」

『スーパーマリオワールド』は、1990年11月21日に任天堂からスーパーファミコン用ソフトとして発売された横スクロール型アクションゲームです。本作は、マリオシリーズの第4作目にあたり、スーパーファミコンのローンチタイトルの一つとして登場しました。

プレイヤーはマリオを操作し、新たな舞台である「恐竜ランド」を冒険します。本作では、マリオの新たな相棒として恐竜の「ヨッシー」が初登場し、ヨッシーに乗ることで多彩なアクションが可能となりました。全7つのワールドと多数のステージが用意されており、隠しゴールや秘密のルートなど、探索要素も豊富です。

本作は、全世界で2000万本以上の売上を記録し、スーパーファミコンを代表するタイトルの一つとなっています。その後も、ゲームボーイアドバンスやバーチャルコンソールなど、さまざまなプラットフォームで再リリースされ、多くのプレイヤーに親しまれています。

6位：スーパーマリオランド（GB）

『スーパーマリオランド』は、1989年4月21日に任天堂がゲームボーイ向けに発売した横スクロール型アクションゲームです。本作は、ゲームボーイのローンチタイトルの一つであり、マリオシリーズ初の携帯型ゲーム機向け作品として登場しました。

物語の舞台は「サラサ・ランド」という新たな国で、宇宙人タタンガによってさらわれたデイジー姫を救うため、マリオが全12ステージを冒険します。

本作では、従来のマリオシリーズとは異なる敵キャラクターや、シューティングステージの導入など、独自の要素が盛り込まれています。

発売当時、本作は日本国内で約419万本、世界累計で約1814万本の販売本数を記録し、ゲームボーイソフトの中でも高い売上を達成しました。

7位：New スーパーマリオブラザーズ U デラックス（Switch）

「いつでも、どこでも、誰とでも、マリオ。」

『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』は、2019年1月11日に任天堂からNintendo Switch向けに発売された横スクロール型アクションゲームです。本作は、2012年にWii U用ソフトとして発売された『New スーパーマリオブラザーズ U』に、新キャラクターの追加などの要素を加えてリニューアルした作品です。

プレイヤーは、マリオやルイージ、キノピオに加え、新たに追加された「キノピコ」や「トッテン」を操作できます。キノピコは特定のアイテムで「キノピーチ」に変身し、滑空や二段ジャンプが可能になります。トッテンは敵に触れてもダメージを受けないため、初心者でも安心してプレイできます。

本作には、オリジナル版の『New スーパーマリオブラザーズ U』と、追加コンテンツであった『New スーパールイージ U』の両方が収録されており、合計164コースの大ボリュームとなっています。また、Joy-Conをおすそわけすることで、最大4人までのマルチプレイが可能で、友人や家族と一緒に楽しむことができます。

8位：スーパーマリオブラザーズ3（FC）

9位：スーパーマリオブラザーズ ワンダー（Switch）

『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』は、2023年10月20日に任天堂からNintendo Switch向けに発売された横スクロール型アクションゲームです。本作は、2012年の『New スーパーマリオブラザーズ U』以来、約11年ぶりとなる2Dマリオシリーズの完全新作となります。

プレイヤーは、マリオやルイージ、ピーチ、デイジー、キノピオ、ヨッシーなど、シリーズ最多となる12種類のキャラクターから選択し、クッパに乗っ取られた「フラワー王国」を救うための冒険に出ます。

新アイテム「ワンダーフラワー」に触れることで、コースの構造や仕掛けが大きく変化し、土管が動き出したり、敵の大群が出現したり、キャラクターが別の姿に変身するなど、これまでにない驚きやワクワクが体験できます。

また、新たなパワーアップとして「ゾウマリオ」が登場し、大きな体と長い鼻を活かしたアクションが可能です。さらに、Joy-Conをおすそわけすることで、最大4人までのローカルマルチプレイが可能で、友人や家族と一緒に冒険を楽しむことができます。

本作は、発売から2週間で全世界累計販売本数が430万本を突破し、シリーズ史上最速のペースで売り上げを記録しました。

10位：スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド（Switch）

『スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド』は、2021年2月12日に任天堂からNintendo Switch向けに発売されたアクションゲームです。本作は、2013年にWii Uで発売された『スーパーマリオ 3Dワールド』に、新モード「フューリーワールド」を追加した作品です。

スーパーマリオ 3Dワールド

「スーパーマリオ 3Dワールド」では、マリオ、ルイージ、ピーチ、キノピオといったキャラクターを操作し、クッパに捕らわれたようせい姫たちを救うため、「ようせいの国」を冒険します。各キャラクターは異なる能力を持ち、最大4人までのマルチプレイが可能です。新たなパワーアップとして「ネコマリオ」が登場し、壁を登ったり、敵を引っかいたりすることができます。

フューリーワールド

新モード「フューリーワールド」では、マリオがクッパJr.と協力し、巨大で凶暴化したクッパを元に戻すため、「ネコの国」を舞台に冒険します。広大なオープンワールド形式のステージで、ネコシャインを集めながら進行します。一定時間が経過すると「フューリークッパ」が出現し、環境が変化するなど、スリリングな展開が特徴です。

本作は、発売から約1ヶ月で全世界累計販売本数が約500万本を突破し、Nintendo Switch用ソフトとして高い売上を記録しました。

スーパーマリオシリーズ売上販売本数ランキング【歴代累計】11位～20位

11位：New スーパーマリオブラザーズ 2（3DS）

『New スーパーマリオブラザーズ 2』は、2012年7月28日に任天堂からニンテンドー3DS向けに発売された横スクロール型アクションゲームです。

本作は、マリオシリーズの伝統的なゲームプレイを踏襲しつつ、コイン収集に焦点を当てた新要素が特徴となっています。

プレイヤーはマリオやルイージを操作し、クッパにさらわれたピーチ姫を救うため、全6つのワールドと3つのスペシャルワールドを冒険します。新たなパワーアップとして「ゴールドフラワー」が登場し、ゴールドマリオに変身することで、敵やブロックをコインに変えることができます。また、「ゴールドリング」や「ゴールドブロック」など、コインを大量に獲得できる仕掛けが各所に配置されています。

本作では、全世界での累計販売本数が約1,341万本を記録し、ニンテンドー3DS用ソフトの中でも高い売上を達成しました。

また、発売後には追加コンテンツとして「コインラッシュ」モード向けのコースパックが有料配信され、さらなるやり込み要素が提供されました。

12位：スーパーマリオ 3Dランド（3DS）

『スーパーマリオ 3Dランド』は、2011年11月3日に任天堂からニンテンドー3DS向けに発売された3Dアクションゲームです。

本作は、従来の2Dマリオシリーズと3Dマリオシリーズの要素を融合させ、直感的な操作性と立体的なステージデザインを特徴としています。

プレイヤーはマリオを操作し、クッパにさらわれたピーチ姫を救うため、全8つのワールドを冒険します。新たなパワーアップとして、過去作で登場した「タヌキマリオ」が復活し、空中での滑空やしっぽ攻撃が可能です。また、3DSの立体視機能を活かしたギミックや仕掛けが各ステージに配置されており、奥行きを感じるプレイ体験が楽しめます。

本作は、全世界で約1,260万本の販売本数を記録し、ニンテンドー3DS用ソフトの中でも高い売上を達成しました。その後、続編として『スーパーマリオ 3Dワールド』がWii UおよびNintendo Switch向けに発売され、シリーズの人気を継続しています。

13位：スーパーマリオギャラクシー（Wii）

14位：スーパーマリオ64

『スーパーマリオ64』は、1996年6月23日に任天堂からNINTENDO 64用ソフトとして発売された3Dアクションゲームです。

本作は、マリオシリーズ初の本格的な3Dアクションゲームであり、プレイヤーはマリオを操作して、クッパにさらわれたピーチ姫を救うため、絵画を通じてさまざまな世界を冒険します。

ゲームの目的は、各コースで「パワースター」を集め、城内の新たなエリアへの扉を開放し、最終的にクッパを倒すことです。革新的な3D空間での自由な移動や、多彩なアクションが特徴で、当時のゲームデザインに大きな影響を与えました。

本作は、全世界で約1,200万本の販売本数を記録し、NINTENDO 64を代表する作品の一つとなっています。

その後、2004年にはニンテンドーDS向けにリメイク版『スーパーマリオ64DS』が発売され、新たなキャラクターや要素が追加されました。さらに、2020年にはNintendo Switch向けソフト『スーパーマリオ 3Dコレクション』の一部として、本作がリマスター収録され、最新のハードウェアでも楽しむことができるようになりました。

15位：スーパーマリオランド2 6つの金貨（GB）

『スーパーマリオランド2 6つの金貨』は、1992年10月21日に任天堂からゲームボーイ向けに発売された横スクロールアクションゲームです。

本作は、マリオシリーズ初の携帯型ゲーム機向けタイトルであり、前作『スーパーマリオランド』の続編として登場しました。

物語は、マリオが「サラサ・ランド」から帰還すると、自身の城がワリオによって乗っ取られていることに気づくところから始まります。ワリオは城の封印を解くために必要な「6つの金貨」をマリオランド各地にばらまき、手下たちに守らせています。プレイヤーはマリオを操作し、各ゾーンを攻略して金貨を集め、城を取り戻すことが目的となります。

ゲームはワールドマップ上に配置された6つのゾーン（ツリーゾーン、スペースゾーン、マクロゾーン、パンプキンゾーン、マリオゾーン、タートルゾーン）を自由な順序で攻略できます。各ゾーンの最終ステージにはボスが待ち受けており、これを倒すことで金貨を入手できます。また、新たなパワーアップとして「バニーマリオ」が登場し、ジャンプ中にゆっくり降下する能力が追加されました。

本作は、全世界で約1,118万本、日本国内で約270万本の販売本数を記録し、ゲームボーイの代表的な作品の一つとなっています。また、ワリオが初登場した作品としても知られ、彼は後に『ワリオランド』シリーズの主人公として活躍することになります。

16位：スーパーマリオ64 DS

『スーパーマリオ64 DS』は、2004年12月2日に任天堂からニンテンドーDS向けに発売された3Dアクションゲームです。本作は、1996年にNINTENDO 64用ソフトとして発売された『スーパーマリオ64』のリメイク作品であり、オリジナル版に新たな要素を加えて再構築されています。

物語は、ピーチ姫からの招待を受けたマリオ、ルイージ、ワリオの3人がキノコ城を訪れるところから始まります。しかし、彼らはクッパの罠にかかり行方不明となってしまいます。プレイヤーはヨッシーを操作し、仲間たちを救出し、ピーチ姫を助け出すために冒険を繰り広げます。

本作では、オリジナル版のマリオに加えて、ヨッシー、ルイージ、ワリオの計4人のキャラクターが操作可能となり、それぞれ異なる能力を持っています。また、オリジナル版では120枚だったパワースターが150枚に増加し、新しいコースやミニゲームも追加されています。

ニンテンドーDSのタッチスクリーンやワイヤレス通信機能を活用したミニゲームや、最大4人までの対戦プレイも楽しむことができます。

17位：スーパーマリオコレクション（SFC）

『スーパーマリオコレクション』は、1993年7月14日に任天堂からスーパーファミコン向けに発売されたアクションゲームです。

本作は、ファミリーコンピュータで発売された以下の4作品をリメイクして1本にまとめたものです。

1. 『スーパーマリオブラザーズ』
2. 『スーパーマリオブラザーズ2』
3. 『スーパーマリオブラザーズ3』
4. 『スーパーマリオUSA』

これらの作品は、グラフィックやサウンドがスーパーファミコン向けに強化され、セーブ機能も追加されています。

本作は、全世界で約1,055万本、日本国内で約212万本の販売本数を記録し、スーパーファミコンの代表的な作品の一つとなっています。

その後、2010年には『スーパーマリオブラザーズ』の発売25周年を記念して、Wii向けに『スーパーマリオコレクション スペシャルパック』が発売されました。

さらに、2020年には『スーパーマリオブラザーズ』の発売35周年を記念して、Nintendo Switch Onlineのスーパーファミコン用ソフトとして本作が追加され、最新のハードウェアでも楽しむことができるようになりました。

18位：スーパーマリオ 3Dコレクション（Switch）

『スーパーマリオ 3Dコレクション』は、2020年9月18日に任天堂からNintendo Switch向けに発売されたゲームソフトです。このコレクションには、以下の3つの3Dマリオシリーズ作品が収録されています。

1. スーパーマリオ64
2. スーパーマリオサンシャイン
3. スーパーマリオギャラクシー

これらの作品は、オリジナルの魅力を保ちながら、Nintendo Switch向けに最適化されています。また、ゲーム内のサウンドトラックも収録されており、各作品の音楽を楽しむことができます。

本作は、スーパーマリオブラザーズ35周年キャンペーンの一環として発売され、2021年3月31日をもって生産・販売が終了しました。現在は新品の入手が難しい状況ですが、中古市場やダウンロード版を購入済みの方は引き続きプレイ可能です。

19位：スーパーマリオメーカー2

『スーパーマリオメーカー 2』は、2019年6月28日に任天堂からNintendo Switch向けに発売されたアクションゲームです。

本作では、プレイヤーが自分だけの『スーパーマリオ』コースを作成し、世界中のプレイヤーと共有・プレイすることができます。

新たに『スーパーマリオ 3Dワールド』のゲームスキンが追加され、ネコマリオやクリボー列車など、独自のギミックやキャラクターが登場します。

また、ストーリーモードでは、任天堂が制作した100以上の新作コースを楽しむことができ、ピーチ城の再建を目指す物語が展開されます。

さらに、オンラインプレイでは、最大4人での協力や対戦が可能で、世界中のプレイヤーと一緒にコースを攻略したり、競い合ったりすることができます。

本作は、発売から2022年12月31日までに全世界で842万本以上を販売し、Nintendo Switchの人気タイトルの一つとなっています。

20位：スーパーマリオ USA

『スーパーマリオUSA』は、1992年に任天堂からファミリーコンピュータ向けに発売されたアクションゲームです。本作は、1987年にディスクシステム用ソフトとして発売された『夢工場ドキドキパニック』を基に、キャラクターをマリオたちに置き換えた作品です。

ゲームの舞台は、夢の世界「サブコン」で、マリオ、ルイージ、ピーチ姫、キノピオの4人から操作キャラクターを選び、それぞれの特性を活かして冒険を進めます。従来のマリオシリーズとは異なり、敵を踏んで倒すのではなく、持ち上げて投げることで倒すシステムが特徴です。また、ステージに時間制限がなく、得点の概念も存在しません。

スーパーマリオシリーズ売上販売本数ランキング【歴代累計】21位～30位

21位：スーパーマリオギャラクシー2（Wii）

『スーパーマリオギャラクシー2』は、2010年5月27日に任天堂からWii向けに発売された3Dアクションゲームです。前作『スーパーマリオギャラクシー』の続編として、マリオが新たな銀河を舞台に冒険を繰り広げます。

本作では、マリオの頼もしい仲間「ヨッシー」が登場し、特定のフルーツを食べて一時的に強化されるなど、さまざまなアクションをサポートします。また、新たな変身アクション「雲マリオ」や「ゴロ岩マリオ」が追加され、より多彩なプレイが可能となっています。さらに、Wiiリモコンがもうひとつあれば、2Pはアシストチコとして1Pのマリオと一緒に協力プレイが楽しめます。

本作は、全世界で約7百万本以上を販売し、高い評価を受けています。現在、Wii Uのバーチャルコンソールで配信されており、最新のハードウェアでもプレイ可能です。

22位：スーパーマリオサンシャイン（GC）

『スーパーマリオサンシャイン』は、2002年7月19日に任天堂からニンテンドー ゲームキューブ向けに発売された3Dアクションゲームです。

本作では、マリオが南国のリゾート地「ドルピック島」を舞台に、背中の「ポンプ」を使って汚れを落とすなどの水を駆使したアクションが特徴です。

2020年9月18日には、『スーパーマリオ64』と『スーパーマリオギャラクシー』とともに『スーパーマリオ 3Dコレクション』としてNintendo Switch向けに復刻されました。このコレクションは2021年3月31日までの期間限定で販売されていました。

23位：スーパーマリオ 3Dワールド（Wii U）

『スーパーマリオ 3Dワールド』は、2013年11月21日に任天堂からWii U向けに発売された3Dアクションゲームです。

本作では、マリオ、ルイージ、ピーチ姫、キノピオの4人のキャラクターから選択し、多彩なステージを冒険します。特に「ネコマリオ」などの新しいパワーアップが追加され、従来のマリオシリーズとは一味違ったプレイが楽しめます。

2021年2月12日には、Nintendo Switch向けに『スーパーマリオ 3Dワールド ＋ フューリーワールド』として再登場しました。このバージョンでは、オリジナルの『3Dワールド』に加え、新たなモード「フューリーワールド」が追加され、より多彩な遊び方が提供されています。また、オンラインプレイにも対応し、最大4人での協力プレイが可能となりました。

24位：New スーパーマリオブラザーズ U（Wii U）

『New スーパーマリオブラザーズ U』は、2012年12月8日に任天堂からWii U向けに発売された横スクロールアクションゲームです。

本作では、マリオ、ルイージ、キノピオ、そして新キャラクターの「きいろキノピオ」を含む最大4人のプレイヤーが協力して、多彩なステージを冒険します。

2019年1月11日には、Nintendo Switch向けに『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』が発売されました。このバージョンでは、オリジナルの『New スーパーマリオブラザーズ U』に加え、追加コンテンツ「New スーパールイージ U」や新キャラクター「キノピコ」と「トッテン」が登場し、より多彩なプレイが可能となっています。

25位：スーパーマリオアドバンス 2

『スーパーマリオアドバンス2』は、2001年12月14日に任天堂からゲームボーイアドバンス向けに発売されたアクションゲームです。本作は、1990年にスーパーファミコン向けに発売された『スーパーマリオワールド』をリメイクしたもので、オリジナルの魅力を保ちながらも新たな要素が追加されています。

ゲームの舞台は、恐竜ランド「ヨースター島」で、マリオとルイージが冒険を繰り広げます。本作では、ルイージがマリオと異なる性能を持ち、ジャンプ力が高く、バタ足ジャンプを行えるなどの特徴があります。また、ファイアボールが大きくバウンドする、ヨッシーに乗ると食べられる全ての敵を口に咥えて吐き出せるなど、オリジナル版からの変更点も多く見られます。

さらに、マップ中ならどこでもセーブが可能となり、スコアと残機が記録できるようになりました。残機は最高999人まで増えるなど、プレイヤーの利便性が向上しています。

26位：スーパーマリオアドバンス

『スーパーマリオアドバンス』は、2001年3月21日に任天堂からゲームボーイアドバンス向けに発売されたアクションゲームです。

本作は、ファミリーコンピュータ用ソフト『スーパーマリオUSA』と『マリオブラザーズ』をリメイク・アレンジして収録しています。

『スーパーマリオUSA』では、マリオ、ルイージ、ピーチ姫、キノピオの4人から操作キャラクターを選び、夢の国「サブコン」での冒険を繰り広げます。各キャラクターは異なる能力を持ち、野菜を引っこ抜いて敵に投げるなど、独特のアクションが特徴です。オリジナル版からの変更点として、ハートのライフが出やすくなったり、敵に音声が追加されていたり、ボスが一部変更されている点が挙げられます。

『マリオブラザーズ』は、オリジナルに近い面クリア型の「クラシックゲーム」（1人～4人協力プレイ用）と、踏んだり蹴ったりのコイン争奪戦「バトルゲーム」（2人～4人対戦プレイ用）が楽しめます。

また、1カートリッジプレイやマルチカートリッジプレイに対応しており、複数人でのプレイが可能です。

27位：スーパーマリオアドバンス 4

『スーパーマリオアドバンス4』は、2003年7月11日に任天堂からゲームボーイアドバンス向けに発売されたアクションゲームです。本作は、ファミリーコンピュータ用ソフト『スーパーマリオブラザーズ3』のリメイク版であり、さらにアーケードゲーム『マリオブラザーズ』も収録しています。

『スーパーマリオブラザーズ3』では、マリオとルイージが大魔王クッパによって魔法の杖を奪われ、変身させられた各国の王たちを救うため、8つの国を冒険します。本作では、タヌキマリオやカエルマリオ、しっぽマリオなど、多彩な変身が可能で、各ステージで多様なアクションを楽しめます。

また、ゲームボーイアドバンスの特性を活かし、カードeリーダーとの連動機能が追加されました。対応するカードeを使用することで、新しいコースの追加やアイテムの入手が可能となり、ゲームの幅が広がります。

28位：スーパーマリオランド3 ワリオランド

『スーパーマリオランド3 ワリオランド』は、1994年1月21日に任天堂からゲームボーイ向けに発売された横スクロールアクションゲームです。本作は、前作『スーパーマリオランド2 6つの金貨』で敵役として登場したワリオを主人公に据えた初の作品であり、ワリオランドシリーズの第1作目となります。

物語は、マリオの城を奪うことに失敗したワリオが、自分の城を手に入れるため、海賊団「ブラックシュガー団」のお宝を狙い、キッチン島へ冒険に出るというものです。

ゲームプレイでは、ワリオの体当たりや敵を持ち上げて投げるといったパワフルなアクションが特徴で、マリオシリーズとは一線を画す独自のゲーム性が楽しめます。

また、ステージ内でコインや隠された宝物を集める要素があり、最終的に集めたコインの総数によってエンディングが変化するマルチエンディングが採用されています。これにより、プレイヤーは繰り返しプレイすることで新たな発見や達成感を得ることができます。

29位：スーパーマリオ ヨッシーアイランド

30位：スーパーマリオメーカー（Wii U）

『スーパーマリオメーカー』は、2015年9月10日に任天堂からWii U向けに発売されたゲームソフトで、プレイヤー自身が『スーパーマリオ』シリーズのコースを自由に作成し、世界中のユーザーと共有・プレイできることが特徴です。

本作では、『スーパーマリオブラザーズ』や『スーパーマリオワールド』など、歴代のマリオシリーズのスタイルを選択し、ブロックや敵キャラクター、アイテムなど多彩なパーツを組み合わせてオリジナルのコースを作成できます。作成したコースはインターネット上に公開し、他のプレイヤーが挑戦することも可能です。

続編として、2019年6月28日にNintendo Switch向けに『スーパーマリオメーカー 2』が発売され、新たな要素やパーツが追加され、さらに充実したコース作成が楽しめるようになりました。

スーパーマリオシリーズ売上販売本数ランキング【歴代累計】31位～33位

31位：New スーパールイージ U（Wii U）

『New スーパールイージ U』は、2013年に任天堂からWii U向けに発売されたアクションゲームです。本作は『New スーパーマリオブラザーズ U』の追加コンテンツとして登場し、ルイージ生誕30周年を記念した作品でもあります。

ゲームでは、全82コースが新たに設計され、各コースの制限時間は100カウントと短めに設定されています。これにより、スピーディーで緊張感のあるプレイが求められます。

マルチプレイでは、ルイージ、きいろキノピオ、あおキノピオに加え、新キャラクターのトッテンが使用可能です。トッテンは敵にぶつかってもダメージを受けないため、初心者向けのキャラクターとして設計されています。

また、2019年にはNintendo Switch向けに『New スーパーマリオブラザーズ U デラックス』が発売され、本作と『New スーパーマリオブラザーズ U』の両方を収録しています。これにより、Switchユーザーもルイージの冒険を楽しむことができます。

32位：スーパーマリオアドバンス 3

33位：スーパーマリオコレクション スペシャルパック